・「”こち亀”社会論」稲田豊史 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

1976年から2016年まで約40年間、少年

ジャンプで連載された「こち亀」。

 

ギャク漫画というジャンルでくくられてし

まいますが、内容はその時代時代の世相が

反映されていて、当時の流行や生活スタイ

ルを知ることができる一種の学術的な要素

も併せ持っています。

 

この本では、そんな要素を浮世絵と同格に

とらえています。

 

現代の日本は浮世絵を通して江戸時代の生

活用式を知ることができます。それと同じ

です。

 

今では「サブカルチャー」でとして地位が

確立されたアニメなどが、この40年間で

どのように扱われていったのか、スマホと

いう小型のコンピューターがどういう歴史

を経て我々の必需品となったのか、などが

「こち亀」で知ることができるのです。

 

昭和、平成の風俗史を振り返ることができ

る一冊です。

 

 

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