バルセロナの後向かったスペイン第3の都市バレンシア。

バレンシアと言えば3月の火祭りが超有名。が、私が行った1月上旬は観光客もまだ多くなく、かなりのんびりした雰囲気が漂っていた。
っと言うかこれがマドリット、バルセロナに次ぐ第3の都市なのか?と思うほど小ぢんまりしていて頑張れば見所は徒歩で回れてしまうほど。
でも街全体の雰囲気は温暖で物成がよくおおらかな感じで到着すぐ気に入りました。



バルセロナより小ぢんまりしていてなかなかお洒落な街


こちらはバレンシア特有の民族衣装 お祭りの日に今も着るそうです



バレンシアの宿ではカナダ出身のジャスミンと仲良くなり、一緒に出歩くことが多かった。
彼女は親の仕事でメキシコで幼少時代を過ごしたそうで、そのためスペイン語がかなり流暢。私の南米で拾い覚えしたヤクザな片言スペイン語とは雲泥の差です。はい。
しかも彼女はバレンシアの街が大層気に入っていたせいもあり、私達が出会う2週間近く前からこの街に滞在していたため、色々と解説付きで連れまわってくれましたー
感謝感謝。



最初に連れてってもらった芸術・科学都市 中は確か水族館だったかな



そうそう、ジャスミンは地元で夏の閒リゾートホテルのレストランでハープ(竪琴)を演奏しているそうで、今回の長期の旅行中も機会があるたびハープを練習できるところを探し歩いているのだそう。
でもなかなかハープを置いている楽器屋さんがなくて困っていたところ、一緒に行った上の芸術科学都市近くの音楽学校にはハープ科がある事が判明し、ジャスミンの必死の頼みが効いて弾かせてもらえることに!
喜び勇んだジャスミンは聴衆者は私一人という中で1時間近くいろんな曲を弾きまくり、「やっぱりハープいいわ~ ずっと弾きたかったのよー!」と感嘆の声を上げていた。



ハープの生演奏聞くのって生まれて初めてだ


カテドラル近くの広場 
冬でも温暖なバレンシアではオープンカフェが市民の憩いの場となっている


地元の人曰くこの広場の銅像は夜中になると歩き出すのだとか 笑


そうそう、バレンシア市内には至るところに丈の高いオレンジの木が植えられていて、私が滞在していた頃にはそこいら中にオレンジがたわわに実っていたのだけれど、ジャスミン曰く、味は驚く程まずいとの事。
たぶん食用にではなく観賞用に育てられているため味の保証はない模様。
地元の人が通りに沢山なっているオレンジをとって食べているのを一度も見かけなかったのは、彼らもその味を知っているからなんでしょう。



カフェでバレンシア名物?のアーモンド風味の甘いドリンクを飲む
何とも言えない味でした・・ 体を温めるには良かったかも



他にもカテドラルや美術館巡りをしたもののここバレンシアでの一番の思い出は宿で知り合ったいろんな国の人達とワイワイガヤガヤお酒片手に話し込み、いろんな人の面白い話やお国柄の話を聞けたことでした。

さて、バレンシアの後どこに行こうかと考えていたところ、ジャスミンからフィゲラスに行かない?と誘いを受けた。フィゲラスはスペインの画家サルバドール・ダリの生地であり彼が円熟期を迎えた頃に作り上げたダリ美術館があるところ。

時間はまだあるし、よし行ってみようと即決。

なので次回はフィゲラスからです。