Christmas market in Paris, France



2010年8月以来となる約2年半ぶりのフランス、パリ。
アフリカの旅を無事終え、感激ひとしおのパリへの帰還となるはず・・・だった。
が、マダガスカルで感じた不安は見事に的中し、エア・フランス航空が私の預け荷物バックパックをロストバゲッジしてしまったのだ。。
あれだけマルセイユで乗り換えするときエア・フランス航空のチェックインカウンターで何度も荷物がちゃんと運び終えれているか確認とったにも関わらず、そして担当してくれたおばちゃんは笑顔で「ノープロブレム!」と言っておきながら・・・結局私の荷物はマルセイユに置き去りにされてしまったのだ。
パリのシャルルドゴール空港のバゲッジクレーム(手荷物受取所)でいつまでたっても出てこない自分のバックパックに見切りを付け、意気消沈しながらロストバゲッジセンターに向かい、係員に事情を説明し、後日泊まる予定の宿に配達してもらうための手続きを取った。
が、対応してくれたエア・フランスのおじさんは私の「いつ届く?」の質問に、「今日は金曜日だから週末明けの月曜日以降だね!」と大らかに答える。
は?なんで?マルセイユってフランスでしょ。明日には届くでしょ!ってか、あれがないと着替えも何もないのに月曜まで待てって言うの??と抗議しても全くダメ。
フランス人、週末働かないの、ゴメンネ。と言われ終戦。。
これだけはどう足掻いても動かせない既成事実のようらしい。さすがフランス。。

ちなみにシャルルドゴール空港は世界一ロストバゲッジ数が高い空港なのだという。

そんな踏んだり蹴ったりの2度目のパリ幕開けとなったけれど、アフリカで何度か会った日本人パッカーのミキちゃんと宿でまたもや再会出来て少し癒されました。


パリ郊外の宿のため周辺には公園があったりとのどか


ミキちゃんにはパジャマを借りたりとお世話になりました


寒さのためにモールにコートを探しに行く モールはクリスマス一色


コンコードル広場へミキちゃんとお出かけ 真冬のパリ・・寒い・・


シャンゼリゼ通りはクリスマスも一色 向こうに見えるは凱旋門賞


シャンゼリゼ通りではクリスマスマーケットが開かれていた


ぅおー 肉!ハム!!


こっちも肉!ソーセージ!


アフリカでもイスラム教徒の割合が結構高い国が多かったため豚肉はあまり食べれなかったことが多かったのでフランス来てからは豚肉に目が行きまくり。
無駄に肉屋の写真をバシャバシャ撮ってしまった 笑



寒いし天気悪いけどクリスマス前のパリもなかなか良いですね


懐かしの凱旋門賞 でも・・寒い・・


シャンゼリゼ通りは夜になるとライトアップされて綺麗でした


エッフェル塔 しかしパリ、冬は晴れ間を見ることが少なすぎです・・


この極寒の中スケッチ中の絵描きさん えらいな。。


ノートルダム大聖堂


日曜ミサのため無料で入れてラッキーでした


ここのステンドグラスはホント立派です





さて、ロストバゲッジの件ですが、結局月曜になっても届かず火曜日も届かず、怒りの電話をロストバゲッジセンターにかけまくるも、「今あなたのバックパックは現在どこにあるか分からなくなっているのです。たぶんシャルルドゴールのロストバゲッジ管理倉庫のどこかにあるだろうけど。」と言われる始末。。
意味がわからない。。
彼ら曰く、世界一ロストバゲッジ量が多い空港なため、非常に大量のロストバゲッジ荷物が空港倉庫に集められていて、そこから私のバックパックを探し出すのが大変なのだという。。

アホかっ!!

1週間待っても見つからないと言うので、最後には直接私が空港へ乗り込み自力で探し出しました。。自分のバックパックを。
16日にパリに着き、バックパックを取り戻したのは23日。
そうクリスマスイブ前日です。
エア・フランス航空、シャルルドゴール空港、二度と使わないです、絶対に。

でもその後フライトで預け荷物をロストバゲッジされて本当に
紛失されたという人に何人か会い、バックパックが出てきただけでも良かったなと思ってます、今では。
しかし一週間以上も花の都パリで着の身着のまま、寒さに耐えねばならなかった恨みは残ってるけどね!


パリ市内で見つけたエアフランス航空のオフィス  バカヤロー!!


でもクリスマス前に荷物が帰ってきただけでも良かったと思おう。。


クリスマス当日は殆どの店が閉まってしまうためチャイナタウンに出向いた


フランス一美味いと有名なベトナムラーメンをミキちゃんと食べに行く


本当はパリは2度目だし、物価も高いしでさっさと次の場所に移動するはずだったけれど、ロストバゲッジの件もあり、また今回お世話になっていた宿がすこぶる居心地が良かったため2週間近くも滞在してしまった。
今回の宿は韓国人のお父さんお母さんが経営している民宿で朝晩食事付きだったため、ほぼ毎日韓国料理をたら腹食べれて幸せでした~
お陰でアフリカで落ちてた体重もここに滞在しているあいだに戻った模様。
災い転じて福となったかな。



お父さんとデブ猫のジュリ お世話になりましたー


さて、パリのあとはどこに行こうかと考えてたところ、ミキちゃんに一緒にバルセロナに行って生ハム食べて年越し祝おうよ!と誘われる。
バルセロナには旅先で知り合った友達もいるし、パリより温暖で天気も良いだろうしと思いたち、その案に乗ることに。

なので時間はスペイン、バルセロナからです。