ボツワナ北東部にあったチョベ国立公園から今度は北西部に位置するオカバンゴ・デルタへ。
道中では野良ゾウやダチョウの群れを見かけたりと、ボツワナらしい風景を楽しみながらの移動となった。
さて、ここでオカバンゴ・デルタについての説明を。
オカバンゴ・デルタとは世界最大の内陸性湿地帯でアンゴラの高原から流れ出てきた大量の雨水がオカバンゴ川となり、それがカラハリ砂漠へと注ぎ込まれ、そこに一大湿地帯を形成したもの。
川が海ではなく砂漠に流れ込み、それにより湿地帯ができるなんて不思議な自然現象としか言えないけれど、この湿原周辺に住む野生動物には砂漠の中のオアシスとしてこの上ない恩恵を与えており、サイを除く殆どの大型哺乳類動物がこの地で観察されているほど。
そのデルタ中でキャンプも出来るとも聞いていたけれど、今回は時間の都合上、一日モコロ(現地人が湿地帯を移動するのに使っている手漕ぎボート)でデルタを巡るツアーに参加することに。
2時間のウォーキングサファリではゾウやシマウマ、あとインパラなどの群れをガイドの説明を聞きつつ歩いて回ったのだけど、暑さのため最後はバテ気味に。。
モコロを停めている場所に戻りランチを食べていたらガイドが「あ、ゾウが向こうの茂みからこっちに歩いてくるぞ!」と言ってきた。
ジープやボートで見るのと違って歩いていける場所でゾウみたいな巨大動物を見れるのってスリルがあってなかなか新鮮です。
もちろんすぐ走ってガイドのいる方へ逃げました。
冗談じゃなく、かなり怖かったです、ゾウが接近してくるのって。。
まぁ貴重な体験が出来て良かったけれど 笑
日中一日いただけであれだけ沢山のゾウやカバの大型動物を間近で見れたのだからオカバンゴ・デルタ内でキャンプするツアーをすれば朝晩、それこそハイエナやヒョウとかも見れちゃうんじゃないかと思う。
機会があればまた帰ってきて次こそはキャンプをしてみたいなと思ったオカバンゴ・デルタでした。