麗江から列車で大理に移動。
もう12時間以内の移動だと移動って感じがしなくなったのは中国でも旅慣れしてきたかいか?

大理も麗江同様、旧市街を保存して観光地化に力を入れているのだけれど、力の入れ方がまたテーマパーク化に向っており、道も町も建物もキレイに整理され直されていて昔ここを訪れた事があるビン曰く、すっかり町並みが変わってしまっているそう。
まったく残念である。。

でも悪い事ばかりではない。ここで泊まった宿の管理人はすごい親日家の兄ちゃんで、私が日本人だと知ると喜んでバーベキューパーティーに招待してくれた。

麗江で会った宿の若い管理人は上記の大理の管理人とはまったく正反対の超が付く反日家で、オレの妹は日本で暴漢に会ったのに日本の警察はまったく助けなかった(そんなに酷くないはずだけど日本の警察・・)とか、オレんとこの宿に泊まりに来た日本人団体客はいやな奴ばかりだった(こんな安宿に中年の団体客が泊まりに来る訳ないと思う・・)とか、オレの友達は日本で日本人を5人も殺したんだ(そんなニュース聞いたことないが・・)とか、本当の話か?・・と思わされる話を羅列されてめっきり中国人に対する印象が悪化していたので、ここ大理の宿の人達には癒されました。
まぁ 麗江の若い管理人は日本人だけじゃなく、韓国人も台湾人もチベットの人も、とにかく漢民族以外は大っ嫌いってタイプの超民族差別主義の奴だったから、彼が例外である事を祈りたいですね。。


二段式のバーベキュー台 なかなか便利そう


食後には庭の卓球台で中国人と卓球対決!


ビンは運動音痴らしく素人もどきの私にも簡単に負けてしまい、横で観戦していたお姉さんにバトンタッチ。その彼女はさすが中国人って感じでバシバシスマッシュを決めてきて、あえなく負けてしまった。
やはり中国人、卓球レベル高いっす。ビン以外は。



バイクで中国を周っているビンの友達と大理で再会 鍋料理をご馳走になる


上の彼らはバイク会社にスポンサーについてもらい、中国をツーリングして周っているんだそう。次はイタリアから陸路で中国上海まで戻ってくる旅を計画中とのこと。まぁ 中国人にはビザ問題が付いて回るので大変らしいけど、無事旅に出れる事を祈りたいですね。

しっかし、ビンと合流してから毎晩毎晩だれかれかに夕飯をご馳走になり、日本人としては恐縮仕切りです。。この国では「夕食どこそこで一緒に食べましょう!」と誘ったほうがイコール驕るという無言の仕来たりがあるそうで、日本のような割り勘システムは上海とか大都市だでしかされてないそう。
どちらかと言うとケチなイメージがあった中国人だけど(留学先で知り合った香港人は割り勘の時、1セントまで計算する奴ばかりだったから)、本土の中国人は友人間ではみな羽振り良いんだなぁと驕られっぱなしの身としては感心しきりです。

次は雲南省の省庁都市、昆明へ向います。



大理駅の公安派出所前にて


列車内 みなゾンビのようにぐっすり寝てます笑