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更新の期間がまたまた空いてしまったけれど、現在はビンの故郷、中国の遼寧省盤錦にて滞在中です。
毎日彼女のお母さんにこれでもか!ってほどに地元料理を振舞われて、インド・チベットで減っていた体重を快調に回復中です 笑
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ラオスから中国に戻り、ビンと落ち合う予定の町・雲南省の麗江まで夜行バス一本で向うはずだった。が、そこはさすが中国、麗江から4,5時間ほど手前の街で何故か急にバスが止まってしまい、ドライバーに「麗江行きはキャンセルになったから、はいこれチケットの差額分」と言われ、お金を渡され夜中のバスターミナル前で放り下ろされた。。

お陰でその街で一泊し、翌日今度は列車に乗り換え麗江へ向いました。。
まったく・・・なんでやねん!!!! っと夜中にチェックインした宿の部屋で腹を立てたけれど、ここがインドや中東だったら差額金取り戻すのにも苦労するのは目に見えていたから、あっさりお金返してくれただけれも有難いと思う事にした。

さてさて、翌夕方、漸く辿り着いた麗江駅でビンと約一月ぶりの再会。
私もチベットから西安→ベトナム→ラオスと目まぐるしく移動したためまたちょいと痩せたけれど、ビンもチベットから四川省、雲南省までほとんどヒッチハイクで移動となかなかハードな行動を繰り返していたため少しばかり痩せていてビックリ。

宿に荷物を置いた後は、積もる話をまずしなきゃと夜の麗江の街に飲みに出かけた。


麗江の旧市街は世界遺産に認定されてるそう


そこのバーでたまたま隣の席だった若い中国人グループが偶然ビンと同じ東北地方の出身だった事から彼らは気前良く1本500円近くするビール(観光地なため価格が日本並み・・)を
10本も驕ってくれた。
ビン曰く彼らの親は相当な金持ちらしく、こういう若者を中国では「Second Rich Generation (成金の息子たち)」と呼んでいるそう。
何はともあれ、中国の裕福層の羽振りの良さを見せられた夜でした。ちなみにアルコール類がほとんど飲めないビンの替わりにビール9本も飲んで、この日はかなり酔ったけれど、1本飲んだだけのビンのほうがもっと酔っ払ってしまい、深夜の旧市街で宿を探し回る羽目に。。
まぁこうやって女二人が酔っ払って歩いててもインドのように白い目で見られないのは素敵ですね、中国。

翌日昼前起き、昼食を取りに外へ。
麗江の旧市街は世界遺産に認定されているとは言え、その地区全体が一種のテーマパーク化されていて、中国人観光客や欧米人には受けがよさそうだけど、私としてはめっきり観光する気が失せてしまった。中国って政府が乗り出して観光地化するとこういう現象が起こってしまうそう。まぁ日本も他国のことどうこう言える立場じゃないけど、古きよき昔の姿を残すのって今の中国ではそうとう難しいのだろうなぁと感じさせられた。

なので旧市街を少し離れローカルな安い食堂を探すため街を散策。


上から二番目のメニューは豚の脳みそ料理だそう。。スゴ


ようやく地元の人で一杯の屋台街を発見


自分で好きなだけザルに麺や具をいれ、おじさんに茹でてもらう


これで一杯5元(約60円) 味も良くって大満足

こちらも屋台街の中にあったお店。ここは葬式用の偽金を沢山売っていた。
そう、中国ではお葬式のとき紙のお金を亡くなった人のために沢山燃やしてあげるのだそう。それはあの世で贅沢な暮らしをさせてあげるため。今では偽ドル札を燃やすのが流行っているそうで、それってあの世でアメリカへ旅行しに行くか移住でもするためか?と色々想像してしまった 笑

次は雲南省の大理に向います。