キューバ。
行こうか行かまいかカンクン着くまで迷っていたのだけど、キューバに行って来たという宿の人たちにキューバは楽しかった!今行かないと絶対後悔しますよ!と力説されキューバ行きを決心した。
カンクンからキューバの首都ハバナまでは1時間ちょいのフライト。しかし一歩キューバ国内に入ると人や街並みはガラッと変わった。一番驚かされたのはどの店の商品棚もスカスカで品物のチョイスは限りなく少ないこと。そこは社会主義だからと言うよりアメリカからの経済制裁によるところが大きいのだろうけど、それにしてもここまでだとはビックリ。
キューバといえばそう革命。かの有名なチェ・ゲバラにしろカストロにしろ元は一兵士として社会主義国家を作るため前政権と戦った戦士。今更アメリカと戦争する事もなく平和そのものだけど、そのころの名残か町には良く見ると結構物々しいこと書いている壁画もある。
これ教会の近くにあった壁画なんだけど、最後のライフル銃の意図はいざと言うときは武器を持って戦うぞってことだろうか・・?
話は変わりキューバでもうひとつ有名なのが50年代のアメリカンクラッシックカー。本国アメリカでも余り見かけないような年代物の車がキューバでは今だ多く現役で走っているのだ。
しかし日本ではもう殆ど見かけなくなった古い日本車をアメリカに行けば結構見かけることができるのに、古いアメ車はここキューバの方が多く見かけるってのはなんだか逆説的でアイロニックです。
ハバナ郊外にも綺麗なビーチがあると聞き、バスで40分ほどの所にあるサンタマリア・ビーチへ。
夜は同じ宿の人たちとジャズクラブへキューバジャズを聴きに行った。
深夜1時半にライブが終わり、そこから1時間ほど海岸沿いを歩いて宿まで戻る。キューバの良いところは周辺国(ジャマイカやタヒチ)に比べ治安が格段にいいこと。そのためか深夜2時を過ぎるというのに子供たちまで海岸沿いにたむろって遊んでいてたのには驚いた。まぁ日中暑いからまだ涼しい夜をみな満喫してるのだろう。