中米も南米同様バスの路線はとても発達しており都市間などは長距離バスや国際バスがバンバン走っていてかなり便利。
でも時間がある身なのでここはひとつローカルバスを乗り継いでコスタリカから隣国ニカラグアのグラナダまで行ってみることに。
サンタエレーナから早朝6時発のバスに乗りパンアメリカーノ・ハイウェイ前で降り、ヒッチハイクさながらそこで北に向かうバスを拾い、ひたすら国境を目指して北上。

海こえ山こえ国こえて♪
パンアメリカン・ハイウェイにて

コスタリカとニカラグアのイミグレ間も徒歩で越境できる。パスポートにスタンプを押してもらわないと越境したのかわからないほどのどかな感じだった。

そこからまたバスとコレクティーボ(乗り合いバン)を乗り継ぎようやくグラナダに辿り着いたのは3時を回った頃。計5台のバスを乗り継ぎ9時間の移動でした。
ローカルバスで小刻みに移動してると次の事を常に頭に入れておかないといけないしで大変だけど、その分かかる料金は国際バスの半額以下だし、庶民の様子も見れる楽しみもあるのでなかなか捨てがたい。

さてグラナダ。この街は元々はニカラグアの首都でもあった所で日本でいう京都のような場所らしい。
ぱっと見はそんな感じには映らなかったけど、人はなかなか陽気で親切。「ようこそニカラグアへ!」と何人かの人に声をかけられたし、道で立ち止まっていると「どこへ行きたいの?」と聞かれたり。中米に移ってつくづく思うのは南米の北部(特にエクアドル!)の一部の人達のようにアジア人を見ると「チーノ!」と馬鹿にしてくる輩がめっきり少なくなったこと。こういうのってホント地域性や国民性の違いからくるのだろうか?何にせよ腹立つことが少なくなり嬉しい限りだ。

海こえ山こえ国こえて♪
町の中心に建っている教会
海こえ山こえ国こえて♪
塔の上からの眺めは周辺の山々も見え爽快
海こえ山こえ国こえて♪
屋台のおばあちゃん エプロンがキュート
海こえ山こえ国こえて♪
出てきたニカラグア版朝食 なかなか美味(100円ほど)


グラナダの旧市街は地震の多いニカラグア国内では一番綺麗に残っているらしいのだけどコロニアルな街並み自体、南米各地で見すぎてもう食傷気味。。なので3時間弱で観光おわり。

でも街の人の印象が良かったのでそこそこ満足のいく滞在でした。

海こえ山こえ国こえて♪
不思議な紋様のヤギさん