海こえ山こえ国こえて♪
MONTEVERDE

コスタリカといえば中米一のエコツアー立国でバードウォッチングや国立公園めぐりなどが有名でそれを目当てに欧米諸国から沢山の環境客が来ているそう。せっかく私も来ているのだから一つぐらい行っておこうとやって来たのがモンテベルデ自然保護区。そこには熱帯雨林とはまた違った熱帯雲霧林が広がっているという。
さてどんなものやら。

海こえ山こえ国こえて♪

最寄町のサンタエレーナから朝7時半のバスに乗り向かった保護区内は霧がもうもうと立ち込め、雨が降ってなくとも風が吹いただけで木々の葉に溜まっている雫がバラバラっと落ちて来る次第。雲霧林ってネーミングがぴったりな森である。

海こえ山こえ国こえて♪果物ほどある厚みのある花

ここの保護区内には沢山の野生動物もいるらしいのだけど、やはり日中のトレッキングコース付近にはそんな貴重な動物は現れることもなく、約3時間どっぷり森林浴をして帰ることに。

帰る途中、カフェの中庭にハチドリの集まる場所があり見学。ハチドリって餌場の取り合いで結構小競り合いを繰り返していて、近くで見てると本当に蜂のようなブーンって羽音がする。
ハチドリの名前って蜂のように蜜を数からではなく、この羽音から名づけられたのではなかろうか?

海こえ山こえ国こえて♪羽の羽ばたき回数は目で追いきれないほど

宿のお姉さんには野生の哺乳類系を見たいのならナイトウォーキングツアーに参加することを勧められたが、夜は雨が降りやすく、そんな中を頑張って見つけたい!と思うほど情熱はなく辞退。

あ、でもパナマからコスタリカの国境越えのバスの中から電信柱にぶら下がっているナマケモノを見たのですよ!コスタリカ人も信じてくれなかったけど・・あれは絶対ナマケモノだった。一瞬のことで証拠写真を撮れなかったのが何とも悔しい限りだけど。

そんなこんなでコスタリカ滞在たった4日だけど次の国ニカラグアへ抜けることに。人もなかなか親切で交通機関もしっかりしていて良い国だとは思うのだけど、なんと言っても物価が高く長居する気が起こらなかった。
交通費は日本や欧米に比べまだ安いけど、ジュースや水、食料品など日本より高いものもあるほどで、インフレ率上がりすぎじゃないの?と心配するほどだった。

ニカラグアは物価も安そうだしのんびり出来ると良いのだが。

海こえ山こえ国こえて♪
マーケットで思わず買ってしまったジャパニーズナッツのお菓子