コロンビアのほぼ中央に位置するアルメニアの郊外ではこの国の代名詞になるほど有名なあのコーヒーが生産される農園が広がっている。
そこにはフィンカと呼ばれる昔から残る農場主の別邸を改装した宿泊施設もあり、その中にはコーヒー豆の収穫から出荷手前までの過程を間近で見れることもできるのだ。
せっかくコロンビアまで来ているのだから是非コーヒー豆が収穫されているところを見てみたいと思い、ちょっとバックパッカーには高い料金(と言っても朝食付きで1泊3,500円ほどなのだけど・・)となるフィンカへ泊まってみることに。
「フィンカ カフェテロ エル ブロッセ」という宿に2泊したのだけれど6月上旬はまだローシーズンだったためか、宿泊客が私達2人しかおらず貸しきり状態。
客が私たちだけと言う事もあり、オーナー直々にフィンカ周辺に広がるコーヒー農園やバナナ園を案内して周ってくれた。
このコーヒーの赤い実はなかなか甘くて美味しい。おじさんがコーヒーの歴史や栽培方法を説明の間に何個も口に入れては味わってました。
おじさんは殆どスペイン語で喋るため8割以上推測で聞き取ったのだけれど、ここ周辺のコーヒー農園にはバナナも一緒に沢山植えられていて、それがコーヒー豆を甘く美味しくしているのだそう。
この日は午後からおじさんがコロンビア来たのならどうしても見ていってほしいというコロンビアの国木に指定されているヤシの木を見にサレント郊外にも足を向けた。
ヤシの木と言っても一般的なトロピカルな物と違い、アンデスの山に生えているこの木は50m以上高く成長し、しかも竹のように細い。
たった2日間しかいなかったフィンカでの滞在だったけれど、思っていた以上に沢山の経験ができコロンビアでの貴重な思い出ができて大満足でした。
でも次行くときはもっとスペイン語上達させておかなければ。。