ボリビアの首都ラパス。ボリビア自体、日本になじみが薄くその首都と言ってもイメージがあまり湧かなかったのだけど、ウユニであったマルちゃんが「ラパスはインディヘナの民芸品をお土産に買うなら一番いい所ですよ！」との情報をもらい、旅に出て以来あまりお土産と言うものを買ってないため、ラパスで見て周ろうと心に決める。
ラパスの地形は全体がすり鉢上のようになっていて、真ん中の底の平地にセントロ（中心街）が広がり、その周辺の丘の一番上まで住宅街やらがみっしり建っている不思議な街並み。でも思っていたより都会で、地下鉄や路面電車などはないけど、そのかはりミニバスや個人バス（バンを乗り合いバス的に改造したもの）が無数に走っていて街中だと大体１０円から１５円程度で乗せてってくれるので滞在時は大いに助かった。
なかなかオシャレなミクロバス
が、車の数が多い分、交通渋滞もはなはだしくセントロ全体、車の排気ガスはすさまじかった。たぶんすり鉢上の地形のせいで、中に空気が淀みやすいのも原因かもしれないけれど。
しかし悪いことばかりじゃない。噂どおりラパスのメルカドやお土産ストリートの充実度はボリビア内で郡を抜いており、目移りしてしまうほど。それに商売敵が多いためか、売り子のおばちゃん達も値下げやおまけを付けてくれたり、ショッピングが楽しかった。
あと、この街ではまったものと言えば、日本食とサボテンの実。安くて美味しいと評判の日本食レストランには２度足を運び、みそラーメンに太巻き、散らし寿司定食などを堪能。久しぶりの日本食はやはり美味しく、日本に帰ったら必ずや寿司屋に直行するぞ、と誓いを新たにした。
もうひとつのサボテンの実はモロッコでも売られていたのに結局食べれず仕舞いで気になっていたのを、ここラパスで大量に見かけ早速購入。一個１０円程度（１ボリビアーノ）と言う安さも魅力的だけど、果汁たっぷりでほんのりした甘味が私好みで新鮮そうな物を見つけるたび買って食べた。
お土産も買って、胃袋も満たした所で次はペルーのプーノに向かいます。