2010年11月7日ー10日

$海こえ山こえ国こえて♪


シリアの次に向かったのはレバノンのバールベック。シリアからレバノンへの出入国は問題なくすんなり。バールベック神殿は現存する古代の神殿ではアテネのものより大きく世界最大との事。ここのチケット売り場では学生かどうか聞かれ試しに「はい」と答えると確認もされず学割の半額チケットを売ってくれた。アジア人て海外では若く見られて本当にラッキーです。

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神殿の敷地内はなかなかのんびり出来きる雰囲気だったのでトルコで宿が一緒だった子からもらった小説を神殿眺めながら読んだり、また夕日を眺めたりしながら過ごした。

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あとレバノンではバスを乗り間違えて外務省がテロの危険が高いとのことで渡航延期を出している街、トリポリに偶然にも行ってしまった。初めは着いた街の名を聞いてビックリしたけど、思ったより人も街も落ち着いてて活気もあって庶民の生活を見れるスーク(市場)を見て回るのは楽しかったし、一緒に歩いてたなおっちは5人に一人から「ジャッキー・チェン!」と声をかけられ「アチョー!」と返すたびみな大ウケで、中東の地でもっとも日本人であることで珍しがられた場所だったと思う。まぁジャッキー・チェンは日本人ではないけどね。

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あ そうそう、ここトリポリでは新宿ナンバーをつけた原付に乗った少年を見かけた。もう今では見かけない変わったナンバープレートで、何十年前に東京から盗難されてきたのかと思いを馳せてしまった。

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言い忘れてはならないけれどレバノンの首都ベイルートには銀座顔負けのすごい高級ブティック通りがあり、ここがほんの10年ほど前にイスラエルからの激しい爆撃で破壊しつくされた街だとは考えられないほど。トリポリを見て帰った後だったから余計にこの国の経済のシステムがどうなっているのか解らなくなってきた。。ベイルート市内走っている車はビバリーヒルズ顔負けの高級車だらけだったし。
まったく不思議な国ですレバノンは。

忘れてはならない事がもうひとつ。
ここレバノンはワイン発祥の土地柄だけあって中東一美味しいワイン、レバノンワインに有りつけた。
嬉しさのあまり、これだけでもこの国に来た甲斐あったかな(笑)