クレイジーなドライバー達の食のこだわり

９月６日－１４日

いよいよ３０カ国目のイタリア。
列車でアルプス山脈を超えイタリアに入った途端また夏の暑さがぶり返してきた。イタリアで最初に向かった地ローマはほとんど遺跡の上に街が立っているんじゃないかと思うほど至る所遺跡だらけ。でも交通量が多く、排気ガスのため遺跡も建物もほとんどがすす汚れていて、古いのか汚れているだけなのか見分けるのが難しいものも多々あった。そして何よりも私のこのローマ（イタリアどこ行ってもだったけど・・）を印象付けたのが車の運転の荒さ。。これはひどいってものじゃない。まず信じられないぐらい信号が街中になく、そのため道の向こう岸に渡りたいならおもっきり飛ばしてくる車を阿吽の呼吸でかわしつつ渡りきらねばならない。冗談じゃなくドライバーの中にはスピード落とさずつっこんでくる奴らが多いのだ。本当にこの交通の怖さだけは行って見て体験してもらわなければスリリングさが伝わらないだろう。。
約１週間いたイタリア滞在の間に危機一髪ってのが少なくとも４度はあったと思う。私が行った数ある国の中でダントツトップですね、ドライバーのクレイジーさにかけては。

ローマ時代の遺跡 コロッセオ

かの有名なトリビアの泉

でもイタリア、悪いことだけじゃない。ローマの休日のロケ巡りは面白かったし、フィレンチェは街中が中世のようで文化の香りが漂っていたし、ミラノはさすが流行の発信地だけあってとてもお洒落だった。そして何と言っても本場イタリアン料理はうまかった。レストランの質から言えばフィレンチェやミラノの方が当りが多かったかな。
しかもこの国ではレストランに毎回行かずともマーケットに行ってお惣菜を買って食べるだけでも驚くほど美味しくってレベルが高い。その上安いし。あのイタリア人の食への拘りがもう少し車の運転にも向けられるともっと良いのだろうけど。もしかしたらいつも食べ物のこと考えすぎて腹が減りあんなに車の運転が荒くなっているんじゃないだろうか・・・案外当たっている気がする。

イタリア最後の地ミラノで弟を日本に送り返し、久しぶりの一人旅に戻る。ちょうど良いことにミラノからロンドンまでの格安往復航空券が取れたので、ちょっと羽を伸ばすために次はイギリスへ飛ぶことにー。

５００年かけて作られたミラノのDomo