先日こちらのブログにも記載したのですが息子は学校の視力検査で医師の診断が必要と言われ、4月に一度受診し仮性近視の可能性も高いため3週間目薬を使い、再度受診をするよう言われを連れて一昨日再診に行ってきました。


初診の際受付では”この様な子供ですので”と療育手帳を見せ、問診票にも”発達障害児のため、また眼科へ来ることも初めてのめ受診時に指示が通りにくい可能性が高いです。”等の旨を記載しており、他に来院されていた小学校中・高学年だと思われるお子さんは一人で検査室に入っていましたが、息子の際はお母さんも一緒にと言われ付き添いをしました。


そこの病院での受診の流れは


検査室で技師の方による視力検査→待合室で待機→医師の診断を受けるため診察室


となっています。


私たちが受け付けを済ませた数分後、その病院へは定期的に通院していると思われる明らかに目に見える障害のある息子より年少のお子さんが受付けをされていました。



それから約10分~15分後、検査室に呼ばれる順番は普通に考えれば息子の方が先だと思っていたのですが、検査内容や技師の方が二人いたので担当の関係等があったなどの可能性がありますが何の説明もなくそのお子さんが先に検査室に呼ばれ、部屋に入る際技師の方も受付の方もそのお子さんとお母さんに丁寧に言葉かけをしていました。



正直、私としてもなぜこういう順番になるんだ?とも思いつつ、待つことが苦手で順番へのこだわりもある息子が”なんで、自分の方が先に来たのに後回しにされるんだ!!”とでも”騒ぎ出したら・・・と内心ドキドキしていたのですが、何故かその時は騒ぎ出すこともなくおとなしく座っています。それならば静かに過ごさせるためにも私は何も言わない方が良いだろう・・・と私も黙っていました。


数分後・・・


次に息子の名前が呼ばれ検査室に入ることとなり、私も一緒に入ろうとしたところ・・・・・

前回とは別の技師の方がカルテを手にもちながら明らかに怪訝そうな顔をして


”お子さん5年生ですよね?ここではお子さん1人で大丈夫ですから、診察の際にはおうちの方も一緒に入っていただきますけどここでは来られなくて結構ですから”と待合室中に聞こえるような声で言われました。


順番の入れ替わりの事もあり少々イラッとしながら”スミマセン、このような子供なんですけれども”と小声で言い(後のブログで触れることになるかともいますが息子さんなぜ自分がこのような手帳を持っているのかを疑問に思っており数カ月前から障害という言葉に非常に敏感になっています)療育手帳を見せると”あっ”と驚いた顔をされ


”わかりました、どうぞお母さんも一緒に”という事になったのですが・・・。



私としては初診の際に彼が発達障害児である事を口頭でも書面でも伝えており、その様な情報はカルテに目立つように記載されているのかと思っていたのですがどうやら違っていたようです。それと、私と技師の方のやり取りを他にも数人待合室にいらした方たちも見ていたようですがどのように受け止めたのかな・・・なども考えてしまったのですが。


そして、今回の出来事はたまたま偶然が重なって起こっただけの事かもしれませんが目に見える障害と目に見えない障害・・目に見えない障害の世間での受け止められ方や理解、対応にはまだまだ問題が色々とあるんだろうなぁ・・と思いました。私としても医療機関をはじめ息子が発達障害児であることをカミングアウトをする必要のある場所に行く際には発達障害についての知識の無い方に障害の特性や息子の特性、対処の仕方を簡潔に分かりやすく伝える良い方法を考えなくてはと反省しました。


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