先日かかりつけ医からの紹介で名古屋市南区にある

名古屋みなみ動物病院・どうぶつ呼吸器クリニックさんに

朝一番で連れて行き、すぐに酸素室に入院になりました。



普段洗面所で使っているクッションを入れさせて頂きました。









院長先生は呼吸器の専門ということもあり

かなり細かな問診をしてくださり

色んな可能性を視野に入れながら和愛の様子を見て

休憩させつつ診察時間の合間に検査をして頂きました。








診断結果は、「肺ガン」であると診断されました。

肺のみの癌、もしくは肺に転移している可能性もあるようです。











肺に複数の腫瘍が見られ(画像の矢印部分)

その腫瘍が潰れて肺の中で出血したそうです。

それで急に呼吸が苦しくなったそうです。
(この写真は肺が白い状態です)






心臓にも負担がきており、心臓も肥大していました。

肺が原因でなのかもしくはフィラリアの死骸が

詰まってしまい肺に負担がかかっている可能性もあるとのことです。






その別の場所の癌の可能性として、

子宮がんが考えられるそうです。

生理2回目が来る前に避妊手術をしないと

子宮がんのリスクが上がるそうなので、

山の中で生きてきて出産し保護されてから

避妊手術をしても遅い可能性もあるみたいです。






ただこれ以上の検査は和愛の性格や体力、負担を考えると

できないと判断されました。










心臓の負担も考え、麻酔をかけて治療は難しく

今後は緩和ケアするしかないそうです。






余命はこのままいけば1ヶ月〜長くて2ヶ月。

もし出血が増え、もっと苦しむことになった場合、

安楽死も視野に入れてと言われました。

肺からの出血が止まればもう少し長く生きられるそうです。



しかし進行がかなり早いと感じています。






明日応援してくださる方から酸素室をお借りし、

先生から教えて頂いた中型犬用の酸素濃縮器を

三重県の業者さんのところへ取りに行きその後

入院中の和愛を迎えに行こうと思います。





最後は仲間たちとこの自宅で

一生を終えてほしいと思っています。







肺ガンになる可能性としては喫煙が考えられるそうですが

私は吸わないので、そうなるともうこれは運だと言われました。





人間でも一番辛いと言われている肺ガン。

どうしてこんなに頑張っていて優しくて

自分の子犬を命懸けで守ってくれた和愛なんだろうと

ずっと自問自答して涙が止まりません。





この活動を始めて一番一緒に頑張ってきた子。

最初は人間を信頼せずに、こちらが出すご飯ですら

信用してくれませんでした。




リードもハーネスも初めて見るもので嫌がり

少し部屋の外に出ると脱糞してパニックを起こし

何度も挫けそうになりました。

和愛のお世話をどうやったらいいかわからない日もありました。





でも初めて三重県のご縁探し会に参加した日。

ウンチまみれでずっとケージから出てこなかったけど

最後には出てきてくれて帰ってからは

和愛との距離が縮まった気がしました。






お散歩練習も一緒に頑張って沢山抱っこして

色んなところにお散歩に行きました。

今ではお散歩が大好きで、毎回帰りたくないって

駄々をこねるから毎回どうしたらスムーズに帰れるかを

考えながらお散歩する日々でした。

こちらの余裕がないと「もうかっちゃん本当に勘弁して!」

って何度も思ったこともありました。







でも最近のお散歩でやっぱりかっちゃんが

一番ショルダーリードしっくりくるな。

散歩道考えないのは寂しいな。って思っていました。

また元気になったら一緒にお散歩が出来るって信じていました。





一時期お薬が効いて兆しが見えてきて大好きな

お散歩にも少しだけ行けたので、これから回復するって思っていました。






可愛い困り顔のかっちゃんのお顔が

もうすぐ見れなくなるなんて思ってもみなかったので

正直受け止めきれていません。






別れるのは辛いけど、

今一番辛いのは、しんどいのはかっちゃんです。





どうかこれ以上苦しむことが無いよう、

最期は生きてて良かった。

人間との生活も捨てたもんじゃないな。

って思ってもらえるように

かっちゃんに全力で向き合っていきたいと思います。







和愛に対しての資金を得る為に、

フリマ品と募金箱を店舗に置かせて頂く

手配を今しています。





どんなことが起きても資金が足りなくてできなかった。

ということがないように考えていきたいと思います。

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また随時ご報告させていただきます。