女王の盲景 | ★★★まなひのきまぐれにつぅ~らつら☆2★★★

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観たこと・感じたことを忘れたくないなぁ~。
観劇、旅行、散策など、そして自身の病気のこと。
その時感じたことを誤字脱字沢山だけど気まぐれに書いてます。
誤字脱字は気が付いたら直すけどね。

空想組曲番外公演Vol.1『女王の盲景
2014年1月8日(水)~2014年1月19日(日)@シアター風姿花伝

 


2014年1月11日(土)13:00 整理番号付き自由席

 

【ものがたり】HPより

島に住む盲目の少女。
彼女は周囲によって語られる夢のような風景を信じて生きてきた。
そこでは何もなくならない。誰も彼女を傷つけない

 だがある日、一人の青年が島を訪れたことで、
平穏だった幻想の王国に綻びが生じはじめる……

出演者
神谷ハイジ  和田琢磨
時任慶一郎  大門伍朗
草薙  小玉久仁子
(ホチキス)
高遠  鍜治本大樹
(演劇集団キャラメルボックス)
ほのか  青木志穏

 

作・演出:ほさかよう

 

今年、初観劇。

メルヘンな絵本の世界が待っているのを思わせるセット。
ま!ほさかさんの作品なので、きっとダークメルヘンであろう。

でもそこには深い・深い闇がある。
誰しもが一度や二度思うであろう。現実から逃げ出したい。
嘘だと分かっていてもその虚構な世界が心地良く、時に現実になって欲しいと願う気持ち。
でも、その世界は長くはいることは出来ない。
虚構は虚構であるからね。

人の弱い部分を全てをさらけ出すのでもないし、見え隠れする闇が掴みきれなくて、掴みどころのないものがたくさんある。
新年一発目から、頭と気持ちをフル回転させないと作品に置いて行かれそうになる作品だった。

ほさかさんの作品に二度目の出演をした鍛治本大樹さんを観たくて観に行った。
かじもんのナチュラルな部分が最大限生かされていた。
そんな中に眠る闇が見え隠れしていたし、役者鍛治本大樹さんをきちんと見て書かれているので、観ていて嬉しかった。

帰りに少しかじもんとお話をさせて頂き、素敵なプレゼントを頂きました。
大切にします!ありがとうございます。