お疲れ様です。



{7F64F064-1AED-4FAF-A0EC-6E377C9FB351}



舞台の話です。



僕は役者にあまりにも卑猥なセリフを言わせて喜んでいる演出が好きではありません。



個人的にも下ネタ好きですし、



人をいじったりもしますが、



そこには愛がないといけないわけです。



要は「こいつが得するか」という気持ちがないといけないと思います。



僕の理想は『表現の世界だけで生活していくこと』で、



さらには下の世代にも、そういう環境を作りたいと思っています。



アルバイトで一生懸命なのは、それはもちろん良いことですし、



バイトから学ぶ事もたくさんあります。



が、本望ではないはず。



だったら環境を整えないといけないんです。



失礼な言い方かもしれませんが、



僕は演劇に興味のある人を見てはいません。



圧倒的大多数の「演劇に興味のない人」に目を向けないと、



演劇で生活していくなんて無理です。



だから今やってる舞台に、



『自分の家族を呼べますか?』



『同級生に観に来てと言えますか?』



そこを徹底的に考えます。



僕は脚本も書きますが、



まじで演者に対するラブレターのつもりで書きます。



内容上、必要であれば卑猥な言葉や汚い言葉も使わないといけないでしょう。



ただ、それ本当に必要なセリフ?



書き手のエゴが入っていないか?



という事を、



徹底的に自分で疑う必要があるわけです。



例えば高校生の役者に差別用語を言わせる場合、



その子のイメージが下がることはあっても、上がることは、まずない。



そういうリスクを承知で、



それでもそのセリフを使って何かを表現したいのか、



それとも「これ面白いっしょ」という短絡的な考えなのか。



『自分がやっている事は間違っているかもしれない』



『自分は面白いと思っていても、そうじゃない人もいるかもしれない』



という目線をなくしたらダメだと思うのです。



祭りだからといって騒いで、ゴミが散乱してる状況になってませんか?



演劇に興味のない人が観たらどう思うだろう。という視点は忘れないようにしようと思います。



じゃないと今の生活、



昼間にアルバイトして、夜に稽古する



この生活は変わらない。



年をとれば色んな問題が出てくる。



「食っていけないんで辞めます」という人は出したくない。



僕自身にも言いたいのですが、



まさに今、現場で頑張っている表現者に伝えたい。



いつまでこの生活を続けるんですか?