『東京防災』
皆さん、こんにちは。
(株)マネジメント総研の小山です。
今回は東京都が作成し、都民に配布している『東京防災』についてご紹介いたします。
東京都では、各家庭での防災に対する理解を深め、災害に対する備えを万全とすることを目的に、『東京防災』という冊子が作成され、9月1日より都内各家庭へ順次配布されています。
この『東京防災』は、300ページ超というボリュームながら、B6サイズにコンパクトに収められ、かつ、親しみやすいイラストとわかりやすい内容で、たいへん完成度の高い冊子です。
都民への配布後、その評判の高さから、11月16日より、一般販売されることとなり、都民情報ルーム、紀伊國屋書店(新宿本店)で直接販売されることとなりました(その他、都内の特定店舗でも注文可)。
しかも驚くべきはその価格。
なんと140円(税込)!
案の定、12/16現在、“在庫不足が生じているため、販売及び注文受付を一時休止”となっているようです。
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/index.html
いったい何が書かれているのか、気になるところだと思います。
東京都のWebページによると、
“「東京防災」には、災害に対する事前の備えや発災時の対処法など、今すぐ活用でき、いざというときにも本当に役立つ情報が、分かりやすくまとめられています。「東京防災」には、知識やマニュアルだけではなく、具体的な行動、例えば「日常備蓄を始めよう」「避難先を確認しよう」といった、今すぐにできる「防災アクション」も多数掲載されています。”
とのこと。
また、目次は以下のとおりです。
( )内は主な項目です。
(1) 大地震シミュレーション
~地震発生の瞬間から避難、復興までをシミュレート~
・地震発生
・発災直後
(発災直後の行動、自宅/外出先に潜む危機、発災時のNG行動)
・避難
(避難の流れ、判断、注意点、チェックポイント、等)
・避難生活
(住宅非難、避難所、避難所生活の心得/留意点、要配慮者への
思いやり)
・生活再建
(2) 今やろう 防災アクション
~今すぐできる災害の備え~
・備蓄
(最小限備えたいアイテム、備蓄ユニットリスト、等)
・室内の備え
(転倒等防止対策チェック、耐震化、防火対策、電気・ガス・
水道の点検、等)
・室外の備え
(地域の危険度を知る、火災から身を守る場所、等)
・コミュニケーション
(会社の災害対策、安否確認と情報収取、等)
(3) そのほかの災害と対策
~地震以外の東京に潜む様々な災害と対策の解説~
(大雨・暴風、集中豪雨、土砂災害、落雷、竜巻、大雪、火山噴火、
テロ・武力攻撃、感染症、コラム・東京の活火山)
(4) もしもマニュアル
~災害発生時に役立つ知恵や工夫をイラスト付きで解説~
・緊急
(心肺蘇生法、止血、骨折・捻挫・切り傷・やけどの応急手当、
消火器・屋内消火栓・スタンドパイプ・可搬式消防ポンプの
使い方、新聞紙で暖をとる、体温を調節する、足を保護する、
脱水症状を防ぐ、等)
・衛生
(水道水の保存方法、水の運び方、断水時のトイレの使い方、
簡易トイレの作り方、等)
・生活
(簡易ランタン・食器・簡易コンロ・リュックサック・簡易
ベッド・クッション・枕の作り方、乾電池の大きさを変える、
ロープの結び方、等)
・連絡
(災害用伝言ダイヤル、災害用伝言板)
・ワークショップ
(家族/地域でやろう防災アクション)
(5) 知っておきたい災害知識
~災害に関する知識のまとめ~
・知識
(地震、津波、台風・大雨、様々な気象情報、過去の大規模災害)
・書類
(生活再建支援制度、日常生活の支援制度)
・医学に関する知識
・ボランティアに関する知識
・インフォメーション
(6) 漫画 TOKYO“X”DAY(かわぐちかいじ氏オリジナル漫画)
『東京防災』は、その名の通り、東京仕様の防災ブックではありますが、上記の目次からお解りいただけるように、東京以外でも十分参考になります。
また、都民向けとして作成されたものではありますが、会社組織においても、従業員の安全確保と事業継続の観点でとても参考になります。
ぜひ、手にとってみていただきたい一冊です。
なお、電子版は以下から閲覧可能です。
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/
(株)マネジメント総研の小山です。
今回は東京都が作成し、都民に配布している『東京防災』についてご紹介いたします。
東京都では、各家庭での防災に対する理解を深め、災害に対する備えを万全とすることを目的に、『東京防災』という冊子が作成され、9月1日より都内各家庭へ順次配布されています。
この『東京防災』は、300ページ超というボリュームながら、B6サイズにコンパクトに収められ、かつ、親しみやすいイラストとわかりやすい内容で、たいへん完成度の高い冊子です。
都民への配布後、その評判の高さから、11月16日より、一般販売されることとなり、都民情報ルーム、紀伊國屋書店(新宿本店)で直接販売されることとなりました(その他、都内の特定店舗でも注文可)。
しかも驚くべきはその価格。
なんと140円(税込)!
案の定、12/16現在、“在庫不足が生じているため、販売及び注文受付を一時休止”となっているようです。
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/1002147/index.html
いったい何が書かれているのか、気になるところだと思います。
東京都のWebページによると、
“「東京防災」には、災害に対する事前の備えや発災時の対処法など、今すぐ活用でき、いざというときにも本当に役立つ情報が、分かりやすくまとめられています。「東京防災」には、知識やマニュアルだけではなく、具体的な行動、例えば「日常備蓄を始めよう」「避難先を確認しよう」といった、今すぐにできる「防災アクション」も多数掲載されています。”
とのこと。
また、目次は以下のとおりです。
( )内は主な項目です。
(1) 大地震シミュレーション
~地震発生の瞬間から避難、復興までをシミュレート~
・地震発生
・発災直後
(発災直後の行動、自宅/外出先に潜む危機、発災時のNG行動)
・避難
(避難の流れ、判断、注意点、チェックポイント、等)
・避難生活
(住宅非難、避難所、避難所生活の心得/留意点、要配慮者への
思いやり)
・生活再建
(2) 今やろう 防災アクション
~今すぐできる災害の備え~
・備蓄
(最小限備えたいアイテム、備蓄ユニットリスト、等)
・室内の備え
(転倒等防止対策チェック、耐震化、防火対策、電気・ガス・
水道の点検、等)
・室外の備え
(地域の危険度を知る、火災から身を守る場所、等)
・コミュニケーション
(会社の災害対策、安否確認と情報収取、等)
(3) そのほかの災害と対策
~地震以外の東京に潜む様々な災害と対策の解説~
(大雨・暴風、集中豪雨、土砂災害、落雷、竜巻、大雪、火山噴火、
テロ・武力攻撃、感染症、コラム・東京の活火山)
(4) もしもマニュアル
~災害発生時に役立つ知恵や工夫をイラスト付きで解説~
・緊急
(心肺蘇生法、止血、骨折・捻挫・切り傷・やけどの応急手当、
消火器・屋内消火栓・スタンドパイプ・可搬式消防ポンプの
使い方、新聞紙で暖をとる、体温を調節する、足を保護する、
脱水症状を防ぐ、等)
・衛生
(水道水の保存方法、水の運び方、断水時のトイレの使い方、
簡易トイレの作り方、等)
・生活
(簡易ランタン・食器・簡易コンロ・リュックサック・簡易
ベッド・クッション・枕の作り方、乾電池の大きさを変える、
ロープの結び方、等)
・連絡
(災害用伝言ダイヤル、災害用伝言板)
・ワークショップ
(家族/地域でやろう防災アクション)
(5) 知っておきたい災害知識
~災害に関する知識のまとめ~
・知識
(地震、津波、台風・大雨、様々な気象情報、過去の大規模災害)
・書類
(生活再建支援制度、日常生活の支援制度)
・医学に関する知識
・ボランティアに関する知識
・インフォメーション
(6) 漫画 TOKYO“X”DAY(かわぐちかいじ氏オリジナル漫画)
『東京防災』は、その名の通り、東京仕様の防災ブックではありますが、上記の目次からお解りいただけるように、東京以外でも十分参考になります。
また、都民向けとして作成されたものではありますが、会社組織においても、従業員の安全確保と事業継続の観点でとても参考になります。
ぜひ、手にとってみていただきたい一冊です。
なお、電子版は以下から閲覧可能です。
http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/