年取ると、こんな感じなのかな。
愚痴を言っても始まらないよね。
でも、辛い。どうしたらよいかわからない。
30代後半に、花粉症デビュー。
40代になり、一部の化学調味料で舌に違和感が出始める。
体の至る所に不調が出現。更年期だとこんな感じかなと我慢。
蕁麻疹が毎日続くようになり、抗ヒスタミン剤内服開始。
いろいろな物が食べられなくなり、ついには薬も効かなくなり、体調がどんどん悪化。
その当時、一番つらいのは痒みでした。
具合が悪い日は喉が腫れ続けるので、息がしにくいのも悩み。
アレルギーかな?と大きな病院の皮膚科を受診しました。
具合が悪くなる食べ物の話になり、
あーだこーだ言っていたところ、
「この小麦が食べられて、あの小麦が食べられないとか、こっちの店の豚が食べられて、あっちの店の豚が食べられないとかは、アレルギーじゃないです。アレルギーだったらどの小麦も食べられないし、どの豚も食べられないです。化学物質過敏症じゃないでしょうか。」と、あっさり答えが。
そうか、私はそっち方面の人だったのですね。
おお、天の声!先生、ありがとう!
先生は、アレルギーも調べておいたほうがいいよと勧めてくれまして、血液検査とプリックテストをしてもらいました。
そうですね。アレルギーは確かにありましたね。
血液検査ではいろいろアレルギー反応はありましたが、実際に体で反応が出るものは少なかったです。アレルギーは無いのに蕁麻疹が出る食材は、仮性アレルゲンの影響もあるかもしれないとのこと。
何をどうすればいいのかの大枠を教えていただいて、生活がしやすくなりました。
肉類を食べると、息苦しくなるほど喉が腫れていましたが、アレルギーではありませんでした。今考えると、肉類は化学物質が入り込む余地の大きい食材ですから、化学物質過敏症の仕業なんでしょうね。
化学物質過敏症かどうかは北里で診断してもらってくださいねってことでしたので、早速予約を入れましたが、半年待ち。もう自分で治すしかないなと覚悟を決めました。
やっぱり病院は化学物質過敏症には辛い場所。
帰ってから3日間寝たきりでした。
消毒薬やら各種薬品やらいっぱいですし、定期的に殺虫剤などでの消毒もしているようですからね。