こんにちは。
星読みカウンセラーのSachikoです。
このたびはブログにお越しいただきありがとうございます。



この春から息子の幼稚園通いがスタートして、もう早いもので年末を迎えます。
息子の通う幼稚園までは車での送り迎えが必要で、毎日2往復、車を走らせています。
ちょっと前までは、想像していなかった日々を過ごしています。



毎日のように通る道は馴染みの道になっていって、その風景は目を閉じても浮かぶくらい、私にとって現実のものとなっています。
太くなる道、濃くなる道。
通った道が、現実のものとして、どんどんリアルになる感覚。



昔、そんなことを初めて思った道があります。
社会人になって、趣味としていろんなものを学び始めた頃に出会った「オーラソーマ」。
広島や海外から先生を招いて行う講座は、オーガナイザーの方のご自宅(別荘?)で行われていて、週末にはよく車でそこを訪れていました。
高知市内からずいぶん離れた場所にある洋館を初めて訪れた時は、オシャレで豪華なつくりに、興奮したのを覚えています。



オーラソーマの学びは長い期間続き、その間何度も何度もその洋館に足を運びました。
車でないと辿り着けないような場所にあり、目的地があったから通い続けたけれど、そうでもない限り決して通ることのない道でもありました。



けれど、その頃の私にとってその道は、目の前に現れたクリアでリアルな道でした。
通うごとに太く、濃くなる道。
そんなことを感じていました。



経験することで、触れることで、目の前に現象化する。
道も同じだと感じます。
それまで意識していなかったものが、目の前で現実となる感覚。



結婚して京都に引っ越してからは、車で実家へ帰省する、その道のりにも同じものを感じます。
どんどん太くなり、馴染みの道になっていきました。



経験することで、リアルなものとして目の前に現れる。
遠い昔に通った洋館までの道のりも、今は記憶の中で薄らいで来ています。
けれど、あの時確かに私にとってはリアルなものでした。



学生時代通った道のりもその時1番濃い道でした。
コーチングを受けに名古屋まで通った道のりも、目の前に現れた太く、リアルな道でした。
今は、幼稚園への道のりが1番濃く太くなっています。



私たちはそうやって目の前に現れたものに、リアルを感じ生きてるんだと最近よく思います。
それは人によって全く違う経験。
それぞれ違う道のりを濃く、リアルなものとして感じている。
経験することでしか、その感覚は味わえない。
その人だけの感覚。



目の前に現れるまでは、ぼんやりとした情報でしかなかったものが、触れることで、経験することで現実化し、クリアになっていく感覚。
私はこれからも、そんな「経験」をたくさんしていきたい。
幼稚園までの道のりは、いろんなことを思い起こさせます。
きっと目の前に現れる現実はこれからも変化しながらも、私たちはそうやって触れるものに対しリアルを感じ、楽しんでいくんだろうな。