2022年3月に名古屋でかめちゃんこと亀井弘喜さんのホリスティックライフコーチングの一日集中講座を受けてからはや1年超。
コーチングの面白さに触れ、本格的にコーチングを学んでみたい！と2022年4月から講座を初級、そして中級と受け、先日ついに最後の講義を受講しました。
振り返るとあっという間の日々だったけれど、とても濃い時間でした。
そして、受講する前の私と受講した後の私で、こんなにも違うのかと自分自身で驚きます。
いろんな否定や思い込みが外れて軽くなっている。
コーチングに出会っていなければ、そんな否定や思い込みを抱えていたことにさえ気づいていなかっただろうと感じます。
2021年頃にかめちゃんのYouTubeに出会い、そこから過去の動画を見漁る中で、「コーチングって今の自分に必要な気がする」という思いが芽生え、講座に興味を持ち始めます。
当時の私は世の中に対してモヤモヤすることが多く、外側に答えを求めていた頃でした。(今思えば、モヤモヤの原因は自分にあったのだけど)
YouTubeでのかめちゃんの話はそんな自分に気づきを与えるものばかりでした。
覚えておきたいことはメモを取ったりする中、やっぱり実際に会って学びたい！と講座のスケジュールを確認します。
一番直近で名古屋かぁ…京都だけどほぼ奈良に住んでいる身としては大阪辺りがいいな、どうしようかなと一瞬迷ったけれど、Yahoo!の乗り換え案内で検索すると名古屋って意外と近いことが判明。すぐに一日集中講座の申込み手続きを行いました。
かめちゃんの講座はエネルギー高くとてもクリエイティブで、特にコーチングのデモンストレーションには驚かされてばかりでした。
そして、自分がいかに相手の話をありのまま聞けていなかったか、そして自分の内側に気づけていなかったのかを、講座を通して気づきます。
「投影」という考え方を知ったことも私にとって大きなことでした。
今目の前にいる相手に心がザワザワしたとしても、それは同じようなシチュエーションで過去誰かに対して抱いた感情だったりします。
目の前にいる人を通して過去の相手を見ている。「投影」している。
その原初体験に気づいて、受け入れて捉え直すことで、「今」が変わって来ます。
怖いことは何も起きていない。
この考え方に、救われる思いがしました。
「ポジティブジャッジ」という考え方もコーチングで初めて知って衝撃を受けました。
一見良さそうに見えるポジティブな声かけも、実際には相手の力を奪ってしまう行為だったことにショックを受けました。
私自身よくやって来たことです。
ポジティブの押し付け、これも価値観の押し付けだったなと思い返して思います。
そしてノンジャッジで見ることの難しさ。
誰しもジャッジはしてしまう、だからこそ、そのことに気づき続けることが大切だと学びます。
今、自分はどう感じていて、考えていて、それはどこから来るのか。
コーチングを学び始めて、内観する時間も増えました。
特に今年に入ってから内観することに、今まで以上に意識を向けるようになりました。
これまでなら見て見ぬフリをして来た感情に気づいて、その感情はどこから来るのかを掘り下げていきます。
大抵は投影していたり、幼い頃のパターンを繰り返していることに気づきます。
気づいて、理解して受け入れると、現実が面白いほど変わっていく。
そしてその流れも早い。
「役に立たないと意味がない」
内観する中で気づいた私自身の思い込みです。
他者に承認を求めて、認めてもらいたい、それで初めて自分に価値がある、という条件付きのもの。
これも過去の体験から来る思い込みでした。
承認欲求はあるものだし、あっていいと思っているけれど、それが土台になってしまうと怖れや執着が生まれる。
まず自分が自分自身を信頼すること。
この思い込みに気づいてから、肩の力が抜けた気がしています。
誰に証明しなくてもいい。
ただただ自分を表現すればいい。
「私はここにいるだけで価値があります。」
口に出すとなんだか涙が出そうになりました。
コーチング講座で出会った仲間たちからも刺激をたくさん受けました。
YouTubeやインスタ、ブログなどで自分を表現している姿は、みんな個性的でそれぞれが輝いているなと感じます。
既にコーチングを仕事として始めたり、講座を開いたメンバーもいます。
私もコーチングを学べば学ぶほど、人に伝えたい気持ちが強くなって来ています。
最後の講義はこれからの自分の方向性をより考える時間になりました。
まだまだ揺れ動く心があります。
けれどそれに「気づく」ことはできます。
掘り下げて、捉え直すこともできる。
コーチングに出会わなければ、どうすればいいか分からなかった感情や出来事にも、今ならちゃんと向き合えます。
最後に、
かめちゃんに出会えて、コーチングに出会えて、仲間に出会えて、本当に本当に良かったです。
ありきたりの感想かもしれないけれど、心からそう思います。
