「人の数だけ真実がある」



私たちはそれぞれの真実を生きている。
このところよく思う。
真実はひとつとは限らない。
だからこそ争い合うことに意味はない。
正しいか正しくないかの物差しは捨ててしまえばいい。
それを握りしめている限り、争いは終わらない。



昔の私は正義感が強く、「正しい」ことに価値基準があったように思う。
そしてその性質がいろんな困難を引き寄せてしまっていたと今なら理解できる。
握りしめていたものを手放していくことで、結局そのことが自分の人生を豊かにしてくれたと思っている。



成長の過程で多くのことを経験する中、ひとつひとつの困難と向き合い、乗り越えていくことで、自分がどんどんと軽やかに生きていけるようになった。
その中で何より重要だったのは「手放す」こと。
頑張って力づくで乗り越えたものよりも、固く握りしめていた手を弛めた時の方が物事がうまく進んだし、後で反動のようなものが起きなかった。
結婚、出産も経て更にどんどんと軽くなって来た。
けれど、まさかここに来てもっと大きな手放しが待っているとは思わなかった。



今起きている騒動を直視することで、自分の内側にあった不要なものがパラパラと剥がれ落ちていった。
こんなことってあるんだ。本当に人生って不思議で面白い(笑)。



「闇を見ると波動が落ちる。だからそういう類いのものは見ない。」ということを聞いたことがあったけれど、これはある意味本当である意味違っていると思った。
本当に自分が整ってくると、そんな情報に左右されない。ふーん、そうなんだ、と情報は情報として受け取って活用することができる。情報に振り回されずに済む。
だから私は情報を活用する方を選んだ。
この地球で生まれて体を持って生きている限り、今ここで起きていることから目を逸らしたくはない。



12/22には冬至を迎える。
今年の冬至は大きな転換点になる、とも言われている。
私たちはどう生きていきたいのか。
真正面から問われている。
自分自身とつながり、問いかけ、明確にしておくことが大切だ。



「みんな違ってみんないい。」
だからこそ、自分自身をしっかりと生きて欲しい。
あなたの真実を生きて欲しい。