今、世の中が大きく動いています。
2020年、今年は激動の年になると想像してはいたけれど、まさかこんな風に変わっていくなんて…。



連日ニュースでは、新型コロナの感染者の推移や、切迫した医療機関の現状、ちぐはぐな政府の対応など、不安になる情報で溢れかえっています。



そんな中、こんなツイートを目にします。
“「新型コロナウイルス」で検索すると悲観的なニュースがわんさか出てくるけど、正式病名の「COVID-19」で検索すると冷静な情報が出てくるし、ウイルス名の「SARS-CoV-2」で検索するとワクチンや治療薬の最新の成果に触れられる。不安の量はアンテナの持ちようかもしれない。”



ああ、ほんとそうだと気づかされます。
視点が変わると、見える現実が全く違ってきます。
今、情報はいつも以上に溢れかえっています。一見すると良く見える情報にも嘘が紛れています。そこから何を選び取るか。私たちひとりひとりが冷静であることが求められています。



このウイルスが現れたことで、私たちの生活は変化を余儀なくされました。
そんな中、インターネットが存在感を増してきています。物理的には人と距離を取る必要があるけれど、違う場所にいながらも人とつながることができるツール。
「テレワーク」なんて言葉も当たり前のように毎日テレビで聞くようになりました。
Zoomなどでの会議風景を見ながら、「ああ、水瓶座っぽい!」と感じたり。



ネットはまさに「水瓶座」を象徴するひとつです。
ひとりひとりが独立しながら繋がっている。
縦のつながりではなく、横のつながり。
自由。平等な世界。
まさにこれからの時代を示唆しています。



ただテレワークについてはまだまだ進んでいないのが日本の現状です。もちろんテレワークができない職種はあるけれど、導入することのできる会社はたくさんあります。(そのために国の補助も必要だと思いますが。)テレワークがもっと進めば、日本社会の問題でもある満員電車の解消にも繋がります。通勤しなくて良くなれば、住む場所も自由に決められます。通勤時間もなくなれば残業もしなくて良くなるかもしれません。睡眠時間もしっかり取れて、ストレスも少なく今より健康でいられる人も増えるかもしれません。(もちろん個人情報の管理など、テレワークの課題もあるけれど、良い面の方が多いと思います。後は、長時間労働や、大量の資料を紙で残すこと、ハンコ文化なども変える時に来ていますね。)
今まで問題として認識しながらも向き合って来なかったことに、今正面から向き合わさせられていると感じます。



乙武さんの記事にも、ハッとさせられました。



仕事も学びも遊びの場も、もっと自由に選ぶことができたなら。
仕組みを変えることは、差別を生まないことにもつながります。
今、古い枠組み、価値観を手放すときだと感じます。



「破壊と再生」を表す冥王星は、現在山羊座を運行中です。
そして、地の時代(山羊座)を終わらせて、風の時代(水瓶座)へと向かっていきます。
一度壊す。それから作り変える。
その後の世界は、今までと同じではありません。
私たちはその現実に向き合いながら、変化していくことを恐れず、ただ冷静に柔軟に生きていくことが求められています。



このウイルスは、いろんな側面を私たちに見せています。
人々の移動が制限されたことで、空気や川が綺麗になったり、美しい景観が戻って来た、CO2の濃度も減ってきている、とも言われています。
私たちにとって脅威に見えるウイルスも、地球にとっては薬のような存在なのかもしれません。



今、世界全体から個人のレベルまで膿出しが行われていて、何が大切なのか、立ち止まってひとりひとりが考えさせられています。
それは、なかば強制的に。
「早く気づくんだよ!」と。



最後に。



最前線で頑張っている医療従事者の方々に対して、私たちができることは少ししかありません。
今は、“STAY HOME”
外に出て働かなくてはいけない人も、手洗いなどで予防して、できるだけ人との接触を避ける。
自分の心と体の健康に意識を向けて。
情報に飲み込まれないように、冷静に行動すること。



乗り越えた先には、きっと、今まで以上に素敵な世界が待っていると願います。