「占星術は地上のアカシックだしね。サビアン占星術なんて特にそう。」



アカシックリーディング講座を受講した際、satoko先生から言われた一言でした。
その言葉に私は、とても納得したのを覚えています。



アカシックレコードとは、宇宙の図書館。そこには、過去世、未来を含む全ての情報があるといいます。
ホロスコープにもそういった情報が詰まっている、確かにそう感じます。



12サインはアカシックレコードの盤




占星術の本など数多く出版されている松村潔先生も著書『ディグリー占星術』(※サビアン占星術の新解釈本)の中で、そう言っています。



アカシックレコード自体、
果てしなくサイクルの大きな宇宙的なアカシックレコードもあれば、地球での出来事のみを記録したものがあります。
と記していて、



例えば、
春分点は地球と太陽の関係のみで成立し、また小さな時間単位で扱われるということで、このアカシックレコードのディスクは、地球上のことだけが記録できるローカルバージョンのディスク
と表現されています。



それぞれのネイタルチャート(出世図)は、その人個人の地球上での経験などが記されたディスク(アカシックレコードの盤)だと言えます。
そう考えると、占星術家はその情報を読み解く、翻訳家であり、アカシックリーダーでもあると感じます。



そして「サビアン占星術」とは。
12サインはそれぞれ30度の幅があり、この度数1度1度の意味を詳しく考えた細密手法です。これは女性詩人のチャネリングを通して考案されたものです。(「チャネリング」という時点で、きっとアカシックレコードに繋がってますね。)



私はサビアン占星術をリーディングに取り入れるようになってから、ホロスコープを読み解くのがもっと面白く、分かりやすくなったと感じています。
例えばネイタルチャートで太陽が同じ天秤座に位置していても、それが何度にあるかを見ることで、全く違った色合いに見えてくるのです。そして、それがその人の特徴をよく表していると感じます。



サビアン占星術には、数秘の要素がたくさん詰まっていることも、惹かれる要因のひとつだと思います。
私のネイタルチャートの「月」を例に見てみます。
ネイタルチャートで、月は水瓶座の14度に位置しています。14度は、「第3グループ」にあたります。第3グループは行動実験をするグループで、水瓶座の第3グループは「自分の哲学によって生き方を押し切る」、水瓶座14度のサビアンシンボルは「トンネルに入る列車」、チャンスや抜け穴を見つけるのが上手な性質を持っています。未来を表す11ハウスに位置していることからも、素の私は自分のポリシーを貫きつつ、要領良く立ち回って未来を切り開く、そんな一面も持っていると推測できます。



各天体、アセンダントやMCなどの感受点全ての度数を見ていくことで、よりその人の持ち合わせた要素が濃く浮かび上がってきます。そう考えると、ホロスコープには、サイン、ハウス、天体だけでなく、膨大な情報が無限に詰まっていると感じます。



ホロスコープを前にリーディングしていると、宇宙の中に投げ出されたような感覚に陥ることがあります。



ホロスコープに初めて触れた時には分からなかった、広大な世界に圧倒されつつ、けれど、知れば知るほどワクワクは増すばかりです(笑)。




“HDIGABTT ?”