W杯も決勝トーナメントに入り、いよいよクライマックスへと突入しました。ベスト8をかけた戦いではグループリーグとは違う緊迫感の中、各チーム明らかにギアが1つ2つ上がっていると感じます。

そして、早々に散っていったスーパースターたち。クリスティアーノ・ロナウド、メッシ、イニエスタ。。。トーナメントでまだまだ観たかったけれど、スターがいれば勝てるような甘いものではないのがW杯。このW杯をもって引退する選手も多く、代表で戦って来た姿を長く観てきただけに寂しくもあります。(あー、けどスペインには勝ち上がって欲しかった...。ロシアの鉄壁の守備を前に、スペインのパスサッカーでなんとかこじ開けて欲しかったです。途中でイニエスタが入ってからリズムができ、じわじわと得点につながりそうなシーンも多くなっていて、改めてイニエスタの存在感を感じました。試合後、代表引退を語ったイニエスタ。スペイン代表として今まで素晴らしいプレーを見せてくれてありがとう。神戸の試合も観に行くからね!)

さて。話は先日の深夜(というか明け方?)3時から行われた日本vsベルギー戦について。
日本が2点を先行し、ベスト8が、本当に目の前まで迫った試合でした。けれど本気になったベルギーはやはり強く、最後の最後に2-3と逆転され、日本代表のW杯での戦いは幕を閉じました。

負けはしたものの、このベルギー戦は間違いなく今大会のベストゲームの一つでした。
終始攻めの姿勢を貫いた日本代表。サッカーの面白さが詰まったこの90分間に、世界中からの称賛が相次ぎました。
今までの日本代表で、次の試合がこんなにも観たいと思ったチームは初めてでした。そして今までで1番悔しい敗戦でもありました。
ただ、日本代表は最後まで面白くて魅力的なサッカーを観せてくれ、夢を見させてくれました。今回の経験は必ず次に繋がるものだったと思います。日本代表の皆様お疲れ様でした。心からありがとうと言いたいです。(ただ、我が家は今、心にぽっかり穴が空いた状態。しばらく立ち直るのに時間がかかりそうです。。。(^^; )

そろそろ数秘のお話も...。
日本代表の中にも今大会を持って引退をする選手が何名かいます。
その中のひとり、本田圭佑選手について。


本田圭佑
1986年6月13日生まれ
MF 利き足:左
ライフパスナンバー : 7
ディスティニーナンバー : 6
ソウルナンバー : 11
パーソナリティナンバー : 22
マチュリティーナンバー : 4
バースデイナンバー : 4


現在の日本代表唯一のレフティ。
ライフパスナンバー「7」は、「内省的、分析的、直観、哲学的」。本田のサッカーに取り組む姿はストイックで、生き方にも自分の哲学を持っていて「7」の要素を強く感じます。
ライフパスナンバーに「7」を持つ他の有名人で、とても象徴的なのはイチローです。「職人」というのも7のキーワードのひとつ。本田は日本を代表するフリーキッカーの1人でもあり、W杯南アフリカ大会での無回転FKは今でも鮮明に覚えています。

本田は自分のスタイル、人生の哲学というものをしっかりと持っている人だと感じます。
ビッグマウスな部分も相まって、その印象は強烈なものがあります。
もしかしたら大半の方が本田に対して持っている印象は、そういう強烈で目立ったものかもしれません。

私は「7」の要素をとても感じると同時に、本田を見ていて1番感じていたのは「4」の要素でした。「安定、基盤、建設」。ぱっと見、強烈なキャラクターを持つ彼からは、あまり想像できないキーワードかもしれません。
成長と共に強みとなってくる「マチュリティーナンバー」、得意なものを表す「バースデイナンバー」も「4」、そして外から見たその人の印象を表す「パーソナリティナンバー」も足すと4のグループになります。

ザックジャパンだった頃、サッカーライターの清水英斗さんは著書『サッカー日本代表をディープに観戦する25のキーワード』の中で、こんな風に表現しています。

“香川の剣と、本田の盾”

日本人らしい技術や俊敏性に優れた香川の攻撃性「剣」、そして球際に強さを持つ本田の「盾」。

「182センチという世界と比べても見劣りしない身長と、ボール落下地点の予測を含めた空中戦の強さ。」
「セットプレーの守備時には城壁としてニアサイドに立ち、マークを持たずにボールを跳ね返す重要な役割も担う。本田の日本人離れしたパーソナリティーは、日本代表の『盾』として欠かすことができない。」

本田のところにボールが来ると、ボールがおさまる、とよく言います。パスワークの基点として、受けることも出すこともできる重要な選手の1人です。

最近はどうしてもパフォーマンスの低下にばかり注目が集まり、大会前は1番の批判の対象となっていました。
けれど、グループリーグの戦いの中でここぞというところでチャンスをものにするあたりは、さすが本田だと感じました。

本田が入ることでチームが「安定」する。
本田の日本代表の背番号が「4」なのも、すごく象徴的に感じました。

ソウルナンバー11、パーソナリティナンバー22と、マスターナンバーが現れるのも特徴的です。直観的な判断や、「持ってる」と言われるのもこの数からも読みとれます。努力家でもあり、どっしりとした存在感を醸し出し、カリスマ性も持っています。

現在では自身がプロデュースするサッカースクールを開校したりと、「育成」にも力を入れています。4の要素と共に、運命、使命を表すディスティニーナンバー「6」(愛、奉仕、育成)から、代表引退後もこういった活動を積極的にしていくんだろうと想像します。
4や6のキーワードから、周りの人がいう「実は優しい人柄」だというのもとても納得します。


“プロフェッショナルとは、ケイスケホンダ“

NHKの某番組での言葉です。

本田を知ると、この言葉にも納得させられます。

間違いなく日本代表を支えてきた重要な選手の1人でした。
今まで本当にありがとう。

これからは違うフィールドであっても、変わらずその生き様を見せて欲しいと思わずにはいられません。

”HDIGABTT?”