最近読んだ本の中で一番のオススメ本『未来を動かす』(バシャール(ダリル・アンカ)×安藤美冬 著)。
スピリチュアルと言われるものごとに少しでも理解があって、今の自分から変わりたい、現実を変えたい!と感じている方にはぜひ読んでもらいたい一冊です。

対談形式で綴られる内容は、とてもシンプルで分かりやすく、きっと必要な方にはスッと入ってくる内容だと思います。

大きくは「仕事とお金」「パートナーシップ」「人生全般」について語られています。多くの人が興味があり、そして悩んでいるテーマでもあります。

例えばその中の「パートナーシップ」について。
まずパートナーシップは「『自分自身との関係』から始まる」とバシャールは言います。なぜなら「自分自身との関係を反映した相手を引き寄せることになる」からだと。

このことは人との出会い全てに通じる部分で、どんな人と出会うかで自分の今の状態が分かったりします。

" 自分が変わると世界が変わる "
私はこれまで、何度となくそのことを肌で感じて来ました。

「そのやり方は正しくない、理不尽だ!」と上司に噛み付いていたOL時代、その上司が異動になって喜んでいると、同じような(むしろそれ以上に)理不尽な出来事を、今度は新しく来た直属の上司から何度も受けることになりました。
今思えば、私の「理不尽なことが大嫌い!」という、強い観念が引き寄せた現実でした。

シータヒーリングを学んでいた頃、「正義感」について、私は間違った観念を持っていたことを知ります。
正義感が強い人の元には、それを証明させるような人が現われると言います。正義感が強い、というと一見いいことのように思うけれど、「一見」良く見えてしまうからこそ、手放すのが難しい観念だと言います。その人の向かう先には、それを証明させるような出来事ばかり起こり、その人を疲弊させてしまうのです。

また、自己価値が低い人の元には、それを証明するかのような人が現われたりします。実際はその人に素晴らしいところがたくさんあっても、「私なんか」と自分自身を卑下し、自分を認めないでいると、同じように卑下するような人が現われてしまうのです。このループを断ち切るためには、やっぱり自分自身との関係を見直すこと、観念を変えることが必要となります。

私の場合は、上司との関係性が悪くなり、長い間勤めて来た会社と自分の仕事について、一歩引いて見つめ直すようになりました。お局的な立場になっていたため「私はこの会社にいなくちゃダメだ。」と思っていたけれど、そろそろ会社を離れる時期かな、と考えるようにもなりました。理不尽だと感じた出来事も、「こういう風に考える人もいるんだ。」と一歩引いて考えて、自分の言動も見直すことができるようになりました。いい意味で、力が抜けていたと思います。
すると、縁あって今の旦那さんと出会うことになり結婚、そしてその間上司との関係性も改善していきました。

不要な観念を手放すことで、未来を動かすことができた時期でした。


誰かと出会い、「いい出会いだな。」と感じる時は、自分もいい状態にある時だと感じます。このまま進んで行こう、と思えます。

「本来の自然な自分でいれば、本来の自分であるために必要なものがもたらされる」と語られています。いつの間にか身についてしまった不要な観念は、手放していく、変えていくことで本来の自分に近づいていきます。


ー 『未来を動かす』
この本は、分かりやすくその方法を教えてくれます。
未来は、自分次第で、何色にも変えられます。これからも、楽しみながら、そのことを実践していきたいと思います。


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