先日、京都大丸で行われていた「オードリー・ヘプバーン」の写真展へ行って来ました。

実は私は彼女の映画をほとんど観たことがなく(ファンの方ごめんなさい…)、ただ以前から写真や映像で目にするその佇まいに心惹かれるところがありました。
ポスターが印象的で「他にはどんな写真が展示されているんだろう」と、自然と足は写真展へ。


展示されていた写真たちは、彼女の魅力で溢れていました。


キリッとした女優さんとしての表情しか目にしたことがなかった私は、自然体で天真爛漫な彼女の表情に、すっかり心を奪われていました。

ライフ誌の表紙で有名になった、足を出した姿も全然いやらしくなく、『永遠(とわ)の妖精』と言われるのも理解できました。


何より、彼女自身が自分の魅力を理解していました。

グラマラスな女優さんが当たり前だった当時の業界で、彼女は自分自身のコンプレックスと向き合い、ありのままの魅力を表現し、自分のスタイルを確立していきました。

シンプルなファッションを好み、豪華な宝石などを身につけることも少なかったといいます。


これは今回の写真展で購入したものの一部です。特に好きな表情をセレクトしたら、少し顔を上げたものばかり。どうやら私この角度が好きみたい。後で気づいて笑ってしまいました。

少し上を向いて微笑む彼女は、自分自身をとても楽しんでいるように感じます。


彼女の残した言葉も印象的です。

わたしにとって最高の勝利は、ありのままで生きられるようになったこと、自分と他人の欠点を受け入れられるようになったことです。

彼女の表情は彼女自身の心の在り方をそのまま表わしていることを知ります。
今見ても新鮮で、普遍的な存在であることに気づかされます。


彼女はこうも言っています。

何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。

オードリー・ヘプバーンという1人の女性を通して、改めて大切なことに気づかされた時間でした。


" HDIGABTT?"