昨日の新聞に『ギリシャの教訓』と題して記事が載ってました。
ギリシャがなぜここまで腐敗していってしまったのかがよくわかりました。
ギリシャは1974年以降、2大政党の競争により、国民の歓心を買うために公務員のポストのばらまき競争を続けました。具体的には選対事務所の幹部になり選挙で勝利すると大半の人々が公職をいただけたようです。しかもその公職ポストは訳の分からないポストが多かったようです。
このあたりは、公務員ポストをばらまくことまでいきませんが、結果的に税金をばらまいているあたりは、民主党がやっていることと本質はそんなに変わらないような気がします。ただ、民主党は予定していたばらまきが国にお金が無くて全部できなかったけど。
そんでギリシャの公務員の数がメチャクチャ増えまして、労働人口の14%にまで増えてしまったそうです。訳の分からんポストについて税金から給料という形で甘い汁を吸っていたわけですね。
そんなギリシャ、財界も当たり前のように賄賂が横行していまして、年間40億ユーロ(4016億円)が賄賂に使われていたようです。
ここで一つ疑問が出ますが、そんなにどこからお金が湧いてくるんでしょーか?国民の税金だけではそんなに派手にお金を使う程無いように思えます。
実は、このギリシャの『魔法のお金』は外国からの借金でした。2001年に財務状態を虚偽報告してユーロに加盟して、ご存じの通り、世界の国々や銀行がギリシャ債権を買ってあげてしまいまして、ギリシャに現金が手に入ります。個人で言い換えるとカードキャッシングみたいなもんですね。
さらに追い風のアテネオリンピック。今もロンドンオリンピック絡みでオリンピックの経済効果とか言ってみんな飛びつきますが、ギリシャの場合は結果的にオリンピックがバブルになりました。
なんか、日本もオリンピック呼ぼうとしてるし。。。
こうして見ると、日本は、ギリシャ程に政界も財界も狂ったようなデタラメな事はしていませんが、でも近からず、遠からずで結構根本的な考え方みたいなのは似ていると思います。また、日本国債を海外にばら撒かないだけ助かっているようです。
おバカなギリシャにドイツが怒るのも納得です。そもそも虚偽報告が発覚した時点で、ユーロから追い出されるのが当然なんですが、すでにユーロを含め全世界各国がギリシャ債権を掴まされている為に切れなかったのでしょう。
しかし、かなり痛くてもギリシャはロスカットすべきでしょう。多分。
ギリシャ国民は可哀そうですが、これから何十年かかるかわかりませんが貧しい生活を強いられるでしょう。若いギリシャ国民が、言葉の通じないオーストラリアなどの他国に逃亡するのはよく分かります。もし私がギリシャ国民だったら海外に移住します。間違いなく。
とにもかくにも、日本も消費税を強引にあげてきたし(しかも3大政党合意の上)、なんか天下りや公務員改革や議員数削減もしないし、結局甘い汁のツケを払わせられるのは国民なので覚悟した方がよさそうです。
どーなるでしょうか。この国は。私達国民は。