いつもブログへのご訪問、ありがとうございます。

 

私が登録しているエージェントは、

私のような求職者1人に対して担当を1名つけるのではなく、

チーム制となっています。

どういうことかというと、複数の担当がそれぞれに紹介先の会社を分担していて、

例えばAさんはa 社とb社担当、Bさんはc,d,e社を担当、

みたいな感じで、複数の担当者がばらばらに複数の会社を私に勧めて来る、

といったスタイルです。

 

それはそれでいいのですが、、、

一昨日、Mさんという担当が、内資系の製薬会社を紹介してきたんですね。

 

その紹介の仕方というか、メールがひどくて。

 

“この求人は弊社だけのものになるので、機密扱いでお願いします。

この求人に応募したいですか?したくないですか?

したくない場合は、その理由を簡易回答にてお願いします。“

 

といきなり書いてきたのです。

求人票は機密扱い、

ということであまり詳しい仕事内容が書かれていませんでした。

 

なのに、応募したいかしたくないか?って、聞きます?

答えようがないでしょ!

仕事の内容の詳細が分からないのに、決められないでしょ?

 

私なら、こんな聞き方はしないです。

 

“詳細はこのメールではお伝え出来ないのですが、

もしこちらの会社に興味があるようでしたら、

求人の詳細はお電話にてお伝え致しますが、如何いたしましょうか?”

(※メールだと転送など簡単なので、情報が漏れないように

電話で伝える)

 

とします。

 

私なら、部下がこんな乱暴で雑なメールを書いていたら、絶対にスルーしません。

そう思いました。

 

厳しいようですが、私も既に25年間、下っ端とは言え大企業で修業を積んできました。

ビジネスがどういうものであるか、よく理解しているつもりです。

 

メール1通とっても、行間に気持ちをこめることは、やろうと思えば出来ます。

そういうところからビジネスが始まる。

相手を思いやったり、誠意だったりがあるかないか?

たった数行のメールでも分かってしまうので、注意が必要なんです。

 

下手な(ヨイショするような)敬語を羅列してくれ、

と言っているのではないんです。

 

ポイントはただ1つ。

受けての立場に立って、物事を考えたり、メールを書いているかどうか?

それに尽きます。

 

相手によってその配慮の仕方は変わる訳ですが、

例えば相手が部長なら、本当に用件のみのシンプルなメールを書きます。

忙しい人が斜め読みしても、間違って解釈することがないような書き方にします。

最新の注意を払って。

 

あと先方が返信しやすいようにします。

質問なら、どうしましょう?ではなくて、ABか?とします。

 

===

話を戻して、このメールのやり取りには2通目、3通目と続きがありました。

もう詳細は書きませんが、いずれもロジックがなってない。

勘違いもあって、やり取りするのが嫌になってしまいました。

 

ここまで読んでくださった方は、

まにゃえはなんて厳しいビジネスパーソンだ、と思われたかもしれません。

私自身も1年ぶりなのに、この感覚がぱっと戻ってきたことに、

びっくりしています。

 

確かに私の言うことは厳しいかもしれません。

でも、こういうことを意識していると、必ず相手に伝わり、

信用してもらえる場合が多いです。

このご担当は多分、まだ若くて経験が浅いのでしょう。

 

誰でも通る道です。

 

黙っていようかと思ったけど、来週のお電話で

 “こうすればもっと良くなる”という言い方で、

優しく教えて差し上げようと思います。

 

私自身もそうやって失敗と反省を繰り返し、

上司や先輩の温かくも厳しい指導を受けて、育ってきたのですから。

 

同じ会社の社員かどうかは関係ありません。

若手を育てるのは、自分が育ててもらったことへの、

世の中への恩返しです。

 

こんなビジネスライクなブログを書いている私。

気持ちも体も、社会復帰への準備が出来つつあるのかもしれませんね。

 

さて。

エージェントが8社、私に見繕ってくれました。

優先順位をつけて、いよいよアプライ(応募)していくことになります。

 

=続く=