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今日ご紹介したい記事は、涙で乳がんの検査が出来るようになるかもしれない、というものです。
下記は一昨日の夜、読んだ記事でしたが、昨日は久しぶりに元会社の方々と炎天下の中、
3時間テニスをしたら疲れてしまい、長めのお昼寝。
PCに向き合えませんでした。
タイムリーに更新できず済みませんでした。
涙で乳がん早期発見 受診率の向上期待―神戸大
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052201198&g=soc
神戸大は22日、微量の涙で乳がんを早期発見する技術を開発したと発表。
細胞が分泌する物質を高感度に検出する仕組みにより、がん患者と健常者を識別することに成功。
来年度中の実用化を目指す。
がん検出に加え、患者の治療状況も確認でき、薬物療法の効果や再発チェックにも応用できる。
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微量の涙で、乳がん患者と健常者を識別出来るのなら、本当に画期的な技術です。
検体の採取が簡便だし、痛みをほとんど伴わないし、
マンモやエコーのように着替えたり裸になったりする必要もないですしね。
ただ心配なのは、この手の研究成果は、研究発表(学会報告や論文発表)ではよく見かけるものの、
本当に実用化されるものが少ない気がします(※あくまで個人的な意見です)。
スモールスケールではうまくいっても、スケール拡大したらうまくいかなかったというのもあるでしょうし、
こういう検査(キット)は、パートナーとなる企業、つまり出資者ですね、それが見つからないと、
研究費用的な面でその先に進むのが難しいケースもあると思われます。
意外と試薬が高価で、代用品が見つからないとなると、実用化が難しくなることも。
企業としては、やっぱり最後は保険適用になる(言い換えれば国が認めてくれる)ものでないと、と考えます。
企業は最後には利益を出さないとつぶれてしまいますから。
涙で乳がんの早期発見、是非とも実用化していただきたいです。