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コロナの影響で、ここのところ1日がとても長く感じられます。

それで1年前の入院時のことを思い出しました。

 

あの時も本当に一日、一日が長かったです。

手術の翌日は、トイレも食事も許可されずただ寝ているだけでしたが、

いくら具合が悪くても24時間寝ていられる訳ではありません。

何本ものチューブに繋がれ不自由な状態では、テレビも見られないし、スマホも出来ない。

ただじっと、時間が流れるのを待つだけ。

あれほど辛いことはなかなかないですね。

 

翌々日から食事スタート。

だけどやること、やれることは食事だけ。

食事と食事の間が本当に長く感じられました。

でもまだご飯という楽しみがあるだけマシになりました。

 

その次の日、主治医に頼み込んで尿カニューレを外してもらい、這うようにしてトイレへ。

歩く度、お腹の傷が痛すぎて、脂汗が出ました。

でもこうして日ごとにやることが増えたのは、ちょっとだけ嬉しかったです。痛くて辛くても。

着替えすら自分で出来ない、シャワーも浴びられない日々でしたが、

毎日看護師さんに着替えをお願いもし、その時に体をタオルで拭いてもらうのも、

恥ずかしい気持ちもありながら楽しみでした。

 

それで段々とチューブが減っていき、1週間後くらいには待合室でテレビを見ることを許可されました。

病室の前にちょっとした机とテーブルがあって、

そこでPCをいじれるようになってからは、もう暇を持て余すことはなくなりました。

念願のお風呂に入れたのは退院直前でしたけどね。

 

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今はまあまあ健康だし、食べたいものを食べることは出来るけど、

大きな制限のかかった毎日。

自由を奪われるって、辛いことです。

 

もうすぐ術後1年で、ちょっと気が緩みそうになるこの時期、

ここまで回復できたことに感謝しつつ、

もう一度気持ちを新たにして日々を過ごしたいと思いました。