普段は最大一日、一投稿と決めていますが、

多くの乳がん患者にとって、大事な見解だと思い、更新しています。

 

新型コロナウイルス感染症の死亡率は、なぜ「男性のほうが高い」のか? 

その理由が見えてきた

https://wired.jp/2020/04/18/covid-19-is-killing-more-men-than-women-here-are-some-theories/

 

(一部抜粋)

死亡率の男女差が生じる背景を探ったところ、喫煙の有無や女性ホルモンの影響といった可能性が浮上してきた。

 

アイオワ大学の微生物学者たちが2016年から17年にかけて実験したところによると、

オスとメスのマウスをSARSを引き起こしたコロナウイルスに感染させたところ、

ヒトの場合と同様にオスの死亡率が高かった。

 

ところが、メスから卵巣を取り出してみたところ、

メスの死亡率が大幅に上昇した。これは女性ホルモンであるエストロゲンが、

何らかの作用によりメスをSARSから守ったことを示している。

 

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このデータは、同じコロナでもSARSを引き起こしたコロナウイルスなので、

今の新型コロナが必ずしも同じ結果になるとは限らないですし、

(やってみてそうなる可能性ももちろんあるけど)

あと、あくまで動物レベルでの話なので、ヒトで同じ結果になるとは限りません。

 

でも、ホルモン療法がこんなところに影響を及ぼすかもしれない、なんて。

 

ホルモン療法を続けるのがいいのか、止めるのがいいのか、迷いが出てしまいます。

下記の通り、新型コロナでの男女致死率は、2.8と1.7%。

この1.1% の差を大きいと取るか、大きくないと取るか。難しいところです。

 

(以下も同じニュースからの抜粋です)

男女差は初めて確認されたのは、中国でのことだった。

武漢市で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認された2019年末から2月11日までの44,672件の確定症例を分析したところ、

男性の死亡率が2.8パーセントだった一方で、女性は1.7パーセントだったことが判明