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今週は割と体調が良く、穏やかな日々を過ごしています。
関西地区は暖かい日が続いていて、雨が続くという天気予報が外れて
雨も一時的にしか降っていないので、
傷が疼くことも少ないです。
梅雨のような感じだ、という予報にビビっていたので、外れて本当に良かったです。
ところで昨日、興味深い記事を見つけました。
東京女子医大がんセンター長(お医者さん)が書いているもので、
タイトルはちょっと大袈裟かなあと感じられたのですが、これです。
「年収1000万」からコンビニ夜勤に転落したワケ
(要約)
働き盛りのうちに「がん」が発覚したら、治療に専念しようと退職する人も多いが、それはやめたほうがいい。
3人に2人は治り、仕事にも復帰できる。ただし退職すると再就職は難しい。仕事を辞めてはいけない。
仕事を辞める必要のない人まで辞めている。
直近では5年生存率が66.4%まで上がってきている。
しかし世間のイメージは「がんになったら必ず死ぬ」ぐらいに思っているので、履歴書例えば空白の1年があって、その理由を聞かれ正直に答えると、面接ではいい流れだったのに急に雲行きが怪しくなり、採用されなかったりする。
一度がんになって闘病を経験した人は、その後の人生をものすごく真面目に生きるようになる。
それまでお金がほしいとか地位がほしいとか言っていた人でも、
「もうすぐ死ぬかもしれない」というギリギリの状況を1年も経験すれば、
「命があるってありがたい」「仕事があるってすばらしい」という気持ちに変わる。
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せっかく即戦力としてのスキルがあって、仕事があるってありがたいと前向きな人材なのに、
しかも世の中は高齢化が進んでいて人材不足だというのに、
がん経験者と言うだけで門前払い。
これは日本経済の損失だ、と言うのです。
この記事はもちろん、一例を紹介しているに過ぎないのですが、
世間はがん患者に冷たいんだなとも思いました。
私の個人的な話になりますが、私は医療系だからかその辺は理解があり、
病気のことを知った上で会社を2社も紹介してもらえたので、
恵まれているんだなと思いました。
(それでも面接では絶対に言わないつもりですが)。
ハロワでも絶対に言わないつもりです。
就職の意思がない、ともし取られたら、手当が出なくなってしまいますからね。
実際に前の会社の人事からも、
”え?まにゃえさん失業手当申請するんですか?闘病中じゃ下りないんじゃ?”
と驚いた感じで言われましたから。
がん患者ってただでさえ精神的にも身体的にも辛いのに、
更に向かい風が吹いているのね、と思います。
負けない!なんて勢いよく言えないけど、、、
したたかに戦っていこうと思います。