いつもブログへのご訪問ありがとうございます。

 

今週は割と体調が良く、穏やかな日々を過ごしています。

関西地区は暖かい日が続いていて、雨が続くという天気予報が外れて

雨も一時的にしか降っていないので、

傷が疼くことも少ないです。

梅雨のような感じだ、という予報にビビっていたので、外れて本当に良かったです。

 

ところで昨日、興味深い記事を見つけました。

東京女子医大がんセンター長(お医者さん)が書いているもので、

タイトルはちょっと大袈裟かなあと感じられたのですが、これです。

 

「年収1000万」からコンビニ夜勤に転落したワケ

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200129-00031571-president-life&fbclid=IwAR2wOY2EZH6pe0stXpvN3BaszHQ5Zxs_2Z4-Y-nRUtpUShHlUgxDd-gHfM0

(要約)

働き盛りのうちに「がん」が発覚したら、治療に専念しようと退職する人も多いが、それはやめたほうがいい。

3人に2人は治り、仕事にも復帰できる。ただし退職すると再就職は難しい。仕事を辞めてはいけない

仕事を辞める必要のない人まで辞めている

 

直近では5年生存率が66.4%まで上がってきている。

 

しかし世間のイメージは「がんになったら必ず死ぬ」ぐらいに思っているので、履歴書例えば空白の1年があって、その理由を聞かれ正直に答えると、面接ではいい流れだったのに急に雲行きが怪しくなり、採用されなかったりする。

 

一度がんになって闘病を経験した人は、その後の人生をものすごく真面目に生きるようになる。

それまでお金がほしいとか地位がほしいとか言っていた人でも、

「もうすぐ死ぬかもしれない」というギリギリの状況を1年も経験すれば、

「命があるってありがたい」「仕事があるってすばらしい」という気持ちに変わる。

===

せっかく即戦力としてのスキルがあって、仕事があるってありがたいと前向きな人材なのに、

しかも世の中は高齢化が進んでいて人材不足だというのに、

がん経験者と言うだけで門前払い。

これは日本経済の損失だ、と言うのです。

 

この記事はもちろん、一例を紹介しているに過ぎないのですが、

世間はがん患者に冷たいんだなとも思いました。

 

私の個人的な話になりますが、私は医療系だからかその辺は理解があり、

病気のことを知った上で会社を2社も紹介してもらえたので、

恵まれているんだなと思いました。

(それでも面接では絶対に言わないつもりですが)。

 

ハロワでも絶対に言わないつもりです。

就職の意思がない、ともし取られたら、手当が出なくなってしまいますからね。

 

実際に前の会社の人事からも、

”え?まにゃえさん失業手当申請するんですか?闘病中じゃ下りないんじゃ?”

と驚いた感じで言われましたから。

 

がん患者ってただでさえ精神的にも身体的にも辛いのに、

更に向かい風が吹いているのね、と思います。

 

負けない!なんて勢いよく言えないけど、、、

したたかに戦っていこうと思います。