少し古い記事(20175月)にはなるのですが、旅行中に検索で見つけて、ストックしておいたものです。

 

乳がん予防のために見直したい生活習慣4

https://toyokeizai.net/articles/-/172784

 

要約:

最も重要な対策は禁煙。

もう1つの重要な要素が体重のコントロール。

 

運動量の多い女性は乳がんになりにくく、罹患(りかん)した場合の死亡率も低い。

 

乳がん発症リスクとの関係がはっきりしている3つ目の要素はアルコールだ。

1日に25杯のアルコールを飲む女性は、酒を飲まない女性と比べ40%も乳がんになりやすい。

1日に1杯の飲酒であってもがんの発症リスクは約7%上昇する。

 

過去の15の研究に関する分析論文によれば、乳がんのリスクが最も少なかったのは果物と野菜を最もたくさん摂取していた女性たちだった。

だが野菜や果物を多く食べることとがんのリスクとの相関がいちばんはっきり出たのは、

乳がんになったあとに食習慣を変えた女性ではなく、子ども時代から野菜と果物をたくさん食べるという食習慣があり、

それを大人になってからも続けていた人々だった。

 

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ソウルを旅行していた時に、韓国ではすごくよくキムチを食べる習慣があって、キムチは発酵食だから、

がんの罹患率も変わって来たりするのではないか?という仮説の元、検索しました。

 

結果は、むしろ若干、乳がんの罹患率は(アジアの中では)高い、

という記事/論文に行き着きました。私の仮説が正しいことは証明出来ませんでした。

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話を元に戻して、昨秋に借りて読んだガイドラインでは、日本人での飲酒と乳がんとの関係は、

恐らくマイナスに働く、というような記載に留まっています。

有意差のある確実なデータはまだ国内では取られていないのかもしれません。

 

ですがこの記事では、海外の論文を引用し、飲酒はリスクだと、明記されていました。

 

種(人種)が違うと、必ずしも同じデータが取れるとは限りませんし、あくまで国外のデータですが、

やはり飲酒はリスクと考えるべきなんでしょう。

 

飲み会好き、ドラフトビール好きな私には厳しい結論です。

 

記事は主に発症リスクに関して論じていて、再発リスクとは必ずしも一致しない可能性もあると思います。

 

でも、私が通院する二番手の女医さんによれば、

経験的に左右乳がんを発症する人が少なくない(転移ではなく新規に出来てしまうケース)、とのこと。

※ここで言う左右発症は、最初にどちらか片方が罹患し、のちにもう片方も罹患してしまうことを指しています。

 

なので、今から発症リスクを減らすようなアクションを起こすのは、決して無駄ではないと思います。

 

明日から一滴も飲まない、とはいきませんが、私はまず無添加の海外産のノンアルビールを1箱注文しました。

飲みたい日はもちろん飲むのですが、今日は飲まなくてもまあいいかな?と思える日はノンアルに切り替えていく、

という小さなことから始めてみます。

 

乳がんは長期戦なので、厳しく制限して結果、

すぐにやめてしまうようでは意味がありません。

無理のない程度に少しずつ。それが大事ですよね。