私がこないだまで勤めていた会社では、数年前から事業所に検診車がやってきて、毎年、勤務時間内に(これが有難かった)子宮がんと乳がんの検診を女性社員に用意してくれました。つまり全部会社持ち。
女性活用の一環ですね。
正直、ここまでしてくれるのか?と思ったものです。
費用はともかく、勤務時間内にやってくれるなんて。
東京本社に転勤してからは、年一回、会社の指定する時期に、これまた勤務時間内に近くのクリニックに検診に行かせてくれました。
何年前だかはっきり覚えていないのですが、確か東京で受けた時だったと思います。
そうだとすると3-4年前です。
その検診時に、左胸上部に2㎝強のしこりが見られるけど乳腺症だと思うから、様子を見ましょう、と言われたことを覚えています。
今思えば、あの小さなしこりが育ってしまった。あれは乳腺症なんかじゃなかった。最初
からがんだったのです。場所、同じですからね。
あの時、どうして”区別がつき難いので、念のため専門医に診てもらって下さい”と言ってくれなかったのか?
たられば、はないけど、あの時行っていれば、ステージ0で済んだよなあ。
せっかく会社が検診を用意してくれていたのに、台無し。脇汗だらだら出るくらい痛い思いをして毎年、超音波でなくマンモを選択してきたのに。
あれから数年放置してからの、左胸の痛み発現だったのですが、幸いがんのタイプがおとなしいものだったから進行(成長)が遅くて、転移もなかったから良かったものの、進行性だったら取り返しのつかないことになっていたかも。そう思うとぞっとします。
自分の体は自分で守るしかないです。