(本日も昔話になります)

 

もう40年以上も前の話なのですが、母方の祖父は前立腺がんで亡くなりました。

 

当時でも前立腺がんは癌の中でもゆるやかに進行するものが多く、10年以上生きられる方もいる、とのことだったのですが、母の乳がん同様、祖父の前立腺がんの細胞も顔つきが悪かったんです。

母を介しての話ですが、医師からは発見時余命23年ということを言われたようでした。

 

あの頃はまだリュープリンが無かった時代。

リュープリンがあればもう少し長生きできたのかもしれません。

 

蛇足ですが、その8年後に社会人となり、リュープリンの後継薬の研究に携わることになった私。ただの偶然に決まっていますが、ちょっとした運命みたいなのを感じました。

 

私の家族は3代続けてがんに罹患しました。私には子供がいないので、悪い連鎖は私の代で断ち切ることができます。

 

当たり前過ぎるので、今更私がここで書くことでもありませんが、やはり家族歴のある方はリスクが高いため、検診をしっかり受けておかれることをおススメしたいです。