03:Vietnam -宗教というものを考えた日
朝6時にまた目が覚めた。
目覚ましより早く起きるなんて…日本では考えられないな。
2日お世話になったKIMhotelは今日でチェックアウトだ。
新しいホテルを見つけなければならない。
…が、しかし、KIMhotelのお母さんがもう1泊させてあげられるよ、と言ってくれた。
しかも18$の安い方の部屋に移してくれるらしい。
喜んでそうすることにした。
「10時ごろに部屋が空くからそれまで待って」と言われたので、市場で朝食をとることにした。
入ったのは「PHO24」という24時間営業のフォーの店だ。
ここは香草を別皿で出してくれるので、香草が苦手の人にはおススメ。
…しかし私はトウガラシを入れすぎ、えらいめに。
辛い!辛い辛い辛い!!!ちょっ…店員さん!…あれ!?辛いって英語で何て言うんだっけ!!?
と半分パニックになり一人で悶える。
結局、楽しみに最後までとっておこうと思っていたパパイヤシェイクを一気飲みしてしまった。
10時にホテルに戻ると、11時にまた来てと言われた。
……OK、了解。
自分の部屋に戻り、テレビをつけた。
ディズニーチャンネルというアニメのみのチャンネルを見つけた。
言葉は英語で字幕はベトナム語だが…なんとなく意味は分かって、けっこう面白かった。
11時半くらいに、コンコンとドアがノックされた。
長女がいて、「このホテルの部屋は結局空かなかったから、私たちの家族ぐるみの友達がやってるホテルに移ってもらうことになるんだけど…それでもOK?」 と、そんな感じのことを言ってきたので、とりあえず値段だけ聞いて案内してもらった。
そのホテルの名は"THAI NHI hotel"。
1泊13$。部屋は狭いが…まぁ値段も安いし、いいだろう。
KIMhotelをチェックアウトして、THAI NHI hotelにチェックインした。
荷物を置いたらホテルを後にし、またベンタイン市場に向かう。
市場の中は、すごい活気だ。
肉、魚、野菜、果物、日用品やみやげ物、なんでもかんでも積み上げられて売られている。
ハエもぶんぶん。しかしまぁ不思議と、そこまで不潔な感じはしなかった。
臭いは激しいが…なんというのか、生魚とドリアンが混ざった臭い。(←なかなかの悪臭)
市場の中央辺りにある屋台で、"チェー"というものを食べた。
フルーツと寒天などが入ったデザートドリンクだ。
ほどよい甘さでなかなか美味しい。
市場を出てバイタクを探す。今日の目的地は少し遠いので徒歩は諦めた。
バイタクはすぐに寄ってくる。
目的地までの相場は…1$くらいかな、と思ったが、手持ちは10$札と7,000VND。(VNDはベトナム通貨)
10$札を渡すのは怖い(バイタクはお釣りを返さない場合があるらしい)。
なんとか7,000VND(約0.5$)で行けないかな…と目論んだ。
1人目のバイタクは交渉決裂。
やっぱ相場の半額ってのは無理かな…と思いつつ2人目。
やっぱ1$以下には負けられないと言われ…ちょっと強気に「じゃあいいよ」と言って歩き出してみた。
そしたら慌てて付いてきて、「分かった分かった、それでいいよ」と言われた。
やった!勝った!
颯爽とバイクにまたがり、目的地"ベトナム歴史博物館"へ。
博物館に到着し、バイタクのおっちゃんに別れを告げた。なかなかいい人だった。
しかし博物館はまだ開館前だったので、隣接している動物園でまったりすることにした。
ひとりで動物園てどうなんだ…と思いつつも、キリン・象・ヘビ・トラ・その他にしっかり興奮してしまった。
うっかり象にエサまであげてしまうとこだった。(実際5分くらいエサ屋の前で悩んだが、周りが子どもばっかりだと気付き、やめた。よかった。)
なんだかんだ2時間ほど時間を潰して(ほんとうっかり)、ようやく博物館へ。
と、ここで緊急事態。
お腹が、痛い。いやいやいや尋常じゃなく、引きちぎれそうなくらい痛い!!!
この痛さは…以前食中毒になった時に似てる…
やばい!!!!!
中庭のベンチで1時間ほど休憩。まじ泣きするとこでした。
それからは、腹痛の波に合わせての見学。
感動しては苦しんで、苦しんでは感動して…の繰り返しでほんと辛かった。
絶対に屋台の"チェー"にあたったな…と思う。
と、そんな私の行動を怪しいと感じたのか、ずっと付いて来た学芸員がいたのだが…
こいつがおいしそうに生パイナップルを丸かじりしながら付いてくる。
おまえパイナップルでサボんなや!と謎の八つ当たりをしそうになりました。痛すぎて。
博物館を出たら、バイタクをつかまえて"聖マリア教会"へ向かった。
昨日は中に入れなかったので、リベンジ。
教会の中は、厳粛な雰囲気に包まれていた。
あの時の気持ちはなんとも言い表せないが…ほんとに、信者でもないのに祈りを捧げたくなる。
そこでいろんなことを考えていると、あっという間に1時間ほど経っていた。
そして何とも不思議なことに、ずっと続いていた腹痛もここで治まったのだ。
4時に教会を出なきゃならなかったため、慌てて出た。
教会を出たら、奇形者・五体不満足者の集団に囲まれた。
ベトナム戦争、枯葉剤などの被害者だろう。
目が片方ない人、手・足のない人…思わず目を背けたくなる光景だった。
肩から指の生えたおじさんに道を塞がれ、「金をくれ」とせがまれたが…
私は、こういう風にお金はあげない、と昔から心に決めている。
自分がこの人達より上の立場に立っているみたいで、嫌だ。
この人達は確かに、上の立場に立たれてもいいから、それでもお金が欲しいのだとは思う。
だけど私は、こういうのは、嫌だ。これもエゴだとは分かっているけれど。
(とはいっても、他の人がお金をあげるのを非難したりはしません。こういうデリケートな問題への考え方は、千差万別だと思うから。だからこれも、私の考え、と解釈して下さい。)
なんとか教会を後にして、次は歩いて"マリアマン・ヒンドゥー寺院"へ向かった。
キリスト教のあとはヒンドゥー教か…ほんと、無宗教の日本人だから出来るんだな、と思った。
寺院の中に入ったが…ここは、すぐに出た。
なんというか、信者がすがるようにお祈りをしていて、自分が物凄い場違いに感じた。
そしてここから…
『迷子』 である。
ホーチミンの街には大分慣れたし~と、地図なしで歩いていたのが間違いだった。
まーそのうち知ってる道に出るだろ、と始めはのほほんとしていたが、
日が暮れると共に、だんだんと不安になってくる。
なんだかんだ2時間くらい彷徨い歩き…あたりもすっかり暗くなった。
そんな不安のなか、知らない道を歩いてる時に見つけたベンタイン市場の裏門は、本当に輝いて見えた。
(まぁ実際ライトアップされて輝いていたのだが)
夕食は、また屋台料理にした。
シーフードの炒め物とライス。かなりのボリュームで、かなりおいしかった。
帰りに別の屋台でマンゴーの"シン・トー"をテイク・アウトした。
この時、日本人のサラリーマン軍団のおっちゃんと喋った。
酔っ払ってたけど、気のいいおっちゃん達だった。
昨日と同じ公園に寄って、シン・トーを飲んだ。
この公園は、夜になっても子ども達が凧揚げや紙飛行機などで遊んでいて、とても和やか。
夜景も綺麗で、すごく落ち着く。
こんな異国の地に、お気に入りの場所が出来た と、ふっと嬉しくなった。
(2008/02/13 19:25) in Ho Chi Minh /Vietnam
02:Vietnam -コーヒーショップ
朝6時に目が覚めた。
一晩中鳴り止まなかったクラクションと犬のほえ声も少なく、爽やかな朝だった。
8時にベンタイン市場に向かう。
今日の朝ごはんは、"バインミー"というベトナム屋台の名物料理に決めた。
なんというか…ホットドックみたいなフランスパンに好きな具材を入れて食べるやつ。
けっこう歩いたがそれらしき屋台は見当たらず、仕方なくガイドブックに載っているバインミーのテイクアウト店を探してみる。
しかし、やっと見つけたその店は、なんとまだ開店前だという。
開店時間は朝6時とあるが……まぁいい、時間がゆったり流れているんだろう。
10時くらいまで近くの公園のベンチでぼーっとすることにした。
緑の多い公園で、とても気持ちいい。バインミー買ったらここで食べよう、と思う。
途中、靴磨きの少年が2人ほど声を掛けてきたが、断った。
<<中略>>
(『東洋のパリ』と呼ばれる町並み・"市民劇場""人民委員会庁舎""チャンフンダオ像""サイゴン川"を見て歩いた)
暑さと歩き疲れの為、近くにあった"BAKUDAN-ICE"というアイスクリーム屋に入った。
ココナツの実の中身をくり抜いて作った器に、めいっぱいのアイスとフルーツが乗っているスイーツを食べた。
ここで私の目の前に、とある男が座って喋りかけてきた。
名前はTAS。タイ人だった。
この男がけっこう面白く、30分くらい話をしていた。
一人旅の中でのこういった人との接触というのは、本当に嬉しいと、この時思った。
(英語の授業での30分スピーキングというのはただの苦痛でしかなかったが)
店を出てからTASとは別れ、私は"聖マリア教会"に向かった。
中には決まった時間にしか入れないらしく、外観を見学して終った。
ここで、とある売り子少女に出会う。
最初はポストカードなどを買って買ってとずっと付いてきたのだが、最後にアルバムのようなものを見せてきた。
それは、ベトナム切手のコレクション。
思わず手にとって、見入ってしまった。
自分で作ったのか?と聞いたら、そうだという。 すごい!
まだ旅の2日目だし、荷物になるな…と思ったが、今後この少女に会えるとは思えないので、5$で買った。
少女は可愛い笑顔で去っていった。
その後は"中央郵便局"を見学。
それから"統一会堂"に向かった。
ここは凄かった。
南ベトナム大統領やその家族が実際に使っていた様々な部屋。
爆撃を受けた場所や、地下の作戦会議室。
地下は冷たく、暗く、そして狭い迷路になっていて、思わず一度引き返してしまったほどだった。
4時半くらいに会堂を出て、近くの公園で休んでいると、ある男が話しかけてきた。
どうせぼったくりドライバーだろうと疑いながらも話してみたら、意外とおもしろい人だった。
名は、GUN。
この後どうしようか迷っていたこともあり、結局3$で1時間のドライバーをしてもらうことにした。
バイタクはやはり楽で、夕方で比較的涼しくなってきたので風が気持ちよかった。
慣れてきたら写真を撮れるようになってきた。
一眼レフをかまえて街中を飛ばす。面白いほどシャッターチャンスが巡ってくる。
観光は、"チャイナ・タウン""ティエンハウ寺""チャタム教会""幼稚園""ビンタイ市場"と進んだ。
と、この後、予期せぬ事態に陥る。
もう1時間経ったし、あとは帰るだけ…と思いきや、なんだか狭い路地に入っていく。
お?お?と思っているうちに、小さなコーヒーショップの前で降ろされた。
GUNは何やら店の人と喋って、私を店に案内した。
奥へ、奥へと案内され、暗く狭いキッチンのような所で座らされた。
案の定、500gのコーヒー豆を25$で買えと言ってくる。
くそ、GUN、騙したな。という目でGUNを見たが、本人はお茶をすすっていた。
こーなったら意地でも買うもんか!と心に決め、拒否し続ける。
が、「この500gは、あなたの為に挽いたのよ!」と無茶を言ってくる。
こっちも「そんなの頼んでないし!」と反論。
そして、「てゆーか今そんなお金持ってない」と言ったら、相手もしぶしぶ値段を下げてきた。
(実際にはその時300$くらい持っていたのだが)
30分くらい論争し、さすがにイライラしてきたが、どうやら買うまでここから出す気はないようだった。
結局、250gを6$で購入して、やっと解放された。
まぁ、母親へのお土産候補にベトナムコーヒーも挙がっていたので、これでいいや と思うことにした。
GUNとの契約は40分オーバー。
最初、いい奴だし、時間オーバーしたらチップでも払おうかな と思っていたが、
変な店に連れて行かれたので3$のみきっちり払ってお別れした。
これでプラマイゼロね、と。
その後はベンタイン市場に戻り、屋台で夕食。
"ヘオシエンヌオン"という豚肉BBQと、"333"というベトナムビールをいただいた。
これはお腹すいていたのもあり、すっごくおいしかった。
その後、夜の公園で酔いを覚まし、ホテルに帰った。
(2008/02/12 22:54) in Ho Chi Minh /Vietnam
01:Vietnam -到着
02/11/2008 14:10。
ベトナム・ホーチミン市、タンソンニャット国際空港に到着した。
タクシーを拾う気はなかった。
料金が高い上に勧誘してくる奴は悪質ドライバーに決まってる。
が、出口を出ると一瞬にして5・6人に囲まれてしまった。
「どこいくの」 「俺のタクシーが一番いいよ」 「日本人?」
あぁウザったい!!!
どれだけNOと叫ぼうと付いて来る。
もう完全無視してバス停を探すが……バス停がない。
目的のバスは、バス停には止まっていなかった。
タクシーが群がるロータリーの一番奥に、ポツンと止まっていた。
『152番ベンタイン市場行き』 ベトナム語は読めないので、数字だけが頼りだった。
…たぶんこれで間違いないはず。…なんか運転手いないけど…。
中には黄色いワンピースの老婆が一人いた。
英語は通じないらしく、ベトナム語で『ベンタイン市場』と書いた紙を見せると、笑顔で頷いてくれた。
客がある程度集まらないと出発しないバスは、30分後くらいにようやく発車。
運転手はひっきりなしにクラクションを鳴らす。
それも納得、交通量が半端じゃないのだ。
とにかく、バイクバイクバイク。しかもノーヘル、3人・4人乗り。車線はあってないようなものらしい。
走っているすべての乗り物がクラクションを鳴らしている。そんなイメージ。
町並みは、いかにも東南アジア!という感じだった。
色とりどりの店は入り口が狭く縦に長い。道の脇にはゴミが溜まり、歩道には上半身裸でタバコを吸う男、ベトナム特有の笠をかぶり屋台をひく女性もいる。ハンモックで寝ている人もいた。
そんな風景を眺めながら、やっと実感というものが湧いてきた。
あぁ わたし本当に ひとりでここまで 来たんだ。
50分後にバスは止まった。
"黄色い老婆"が「ここ、ここ」というようなジェスチャーをしてくれて、私はバスを飛び降りた。
そこは、熱気と排気ガスと騒音に包まれた、バイクの海のド真ん中だった。
辺りに横断歩道は見当たらなかった。もちろん信号もない。
動くことが出来なかった。早くもどうすればいいのか分からなくなった。
地図を見ながら呆然と立ち尽くしていると、すぐに近くにいたバイクタクシードライバーが声を掛けてきた。
料金は1$。私はあっさりそれに乗った。
ホテルまで歩ける距離だったので、歩く予定だったが…問題は、距離ではなかったのだ。
バイクはぐんぐん海を進む。
日本でネットからメールを送っておいた"KIM hotel"に着いた。
初めてのバイタクに別れを告げ、ホテルに入る。
レセプションのロビーというか…ここは一家のリビングだ。
そこにいたアイスのような物を食べているお母さんらしき人が、「MANAE??」と喋りかけてきた。
どうやらこの人がオーナーらしい。
こんな見知らぬ土地に自分の名前を呼んでくれる人がいるということに感動を覚えつつ、部屋の説明を受ける。
長女さんがキーを持ってきて、私を部屋に案内してくれた。
家族経営のホテルみたいだ。
狭く暗い螺旋階段を5階までのぼると部屋に着いた。
部屋は充分に広く、ダブルベッドに窓が3つ、バルコニー、トイレ、ホットシャワー、テレビ、冷蔵庫、エアコン付き。
しかし料金は20$。メールでは12$の部屋ということだったが…ここしか空いていないと言われた。
正直、1泊の予算は20$以下。ギリギリだった。初日からギリギリというのは避けたかったが…
新しいホテルを探すのもアレだし…もういいや!と思いここに決めた。
そしてどうやらパスポートを預けなければならないようだった。
それは不安だ…!デポジットでいいか聞きたかったが、英語がすぐに出てこず、急かされるがままパスポートを預けてしまった。
くそ…自分、やっぱ日本人!と思ったがそれはどうしようもなかった。
次からは絶対、嫌なことは嫌だとはっきり言わなければ。
それから部屋で少し休憩し、サブバックとカメラを持って出かけることにした。
さーあのバイクの海をどう攻略するか…とか考えていたが、アレ!?鍵が閉まらない!
5分くらいガチャガチャと鍵と格闘したが、諦めてホテルの人に言うことにした。
1階に降りたら長女がソファでまったりしていたので声を掛けてキーを渡したら、「おー!いってらっしゃい!気を付けてね!」とすごい笑顔でお見送りされ、すっかり鍵のことを言うタイミングを逃してしまった。
もういいや、どーせ部屋に貴重品はないし、大きいリュックには南京錠かけてあるし。
そう思い、歩くことにした。
ホテルがあるのは、少し大きな"フォングーラオ通り"を南に入った路地裏の狭い道だった。
ここは安宿の集まるバックパッカーの聖地。旅人の町だ。
わくわくしてスキップしそうになりながら路地を歩く。
まず、目的は"シン・カフェ"だった。
ここはカフェではなく、現地の格安ツアーを扱う旅行会社だ。
(もっとも、そもそもはカフェが旅行者向け格安ツアーをはじめたことから始まったのがこういった"カフェツアー"なのだが)
シン・カフェは、KIMhotelのもう一つ隣の路地にあった。
ここで、14日からの2泊3日ツアーを申し込んだ。
「メコンデルタ観光→カンボジア」というベトナム観光+カンボジア国境越えのツアーである。
ホテルや食事、バス代込みで48$だ。
それからは、ベンタイン市場を目指して歩いた。
あの、バスから降りたバイクの海にはすぐに着いた。近い!やっぱりこの距離で1$というのは…さっきのバイタク、ぼったくりだったな。
ちょっと悔しくなって、今後は完全徒歩を心に決めた。
が、その為には、この海を渡れるようにならなくてはならない。
強気で行かなくては!
意を決して、海に飛び込んだ。
クラクションを鳴らすバイクがびゅんびゅん向かってくる。
が、バイクはするすると私をかわして走っていく。
近くで同じように渡っている現地の人の見よう見まねで、手でバイクに合図しながら歩く。
はいはい、私が通りますよー。そこのバイク、ちょっと速度落としなさい。 てな感じ。
ついに4車線分の海を渡りきった。たったこれだけなのに、すごく感動した。
渡ってきた海を振り返り、うおーッと叫びたい衝動にかられた。もちろんそれはやめたが。
<<中略>>
時刻は18:00。夕飯を食べる所を探した。
早めに食べて、早めに帰る。
女だけで夜出歩くのは危険、とガイドブックにあったからだ。
市場の横で、すごく賑わっている大きい屋台を発見。
ここでいいか と思い、勝手に席に座ると店員の人がメニューを持ってきた。
メニューは見事にベトナム語だらけ。
適当になんかの飲み物となんかの麺を頼んで食べた。
なかなか美味しかった。が、麺のほうにちょっと苦手なコリアンダーという香草が入っていた。
ホテルに戻ると、「おかえり~!」といわれキーを渡された。
そういえば鍵かけてないんだった…と思ったが、部屋の鍵は閉まっていた。
どうやら部屋が開いてることに気付いたホテルの誰かが閉めてくれたみたいだ。
荷物ももちろん無事。
シャワーを浴びてベッドに転がる。
ドライヤーがないので髪は自然乾燥だ。
机に座って旅行記を書こうと思ったが…机の上には無数の蟻が群がっていた。うーん、さすが。
諦めてベッドに転がり、ガイドブックを開くと、そこにはさっき屋台で食べたものが載っていた。
そこで初めて、先に食べたものが、ベトナム名物"フォー"と"シン・トー"だったことを知った。
よくもまぁ、膨大なベトナム語メニューの中から上手いこと選べたもんだな、と。
(2008/02/11 22:54) in Ho Chi Minh /Vietnam















