北京五輪日本選手団の福田富昭団長が、今回の一部選手団について

厳しい発言をしたことが、ニュースになっている。


サッカー、野球、マラソンなど。


いろいろなしがらみがあって、自分は関与しないとばかりに発言から逃げる

関係者を尻目に勇気ある発言だと思う。

自分は、こころから拍手を贈りたい。


選手村に入らないことへの苦言は、本当にその通りだと思う。


WBCやワールドカップ、世界選手権など各の競技主催の大会へ

参加している場合は、構わないと思うが今回はオリンピックの中の一種目として

参加しているのだから、選手村へ入るべきだったと自分も思う。


選手村へ入って、アルバイトをしながらでも、4年に一度のオリンピックを

目指して自己研鑽してきた他競技の選手達と少しでも触れていたら

サッカーも野球ももう少し選手の姿勢も異なったのかもしれない。


星野ジャパンであり、反町ジャパンであって、チームジャパンでは無かった。

サッカーは、技術も実力も乏しいのに、実力以上に自分自身を過大評価して

自分を打ち込むことしか考えていない若い選手達の姿勢ばかりが目に付いた。


星野ジャパンは、気迫とか勝ちたいという渇望が一度も感じられなかった。

これは、監督を含めてチームとして選手選考から敗戦まで一貫していた。


なでしこジャパンやさくらじゃぱん、ソフトボール、競泳、体操、400Mリレー、

レスリングなど、他の競技のひたむきさや苦悩など画面から伝わるオーラに

繋がるものは一欠片も無かった。


特に野球は、勝つためにという理由でアマチュア野球からオリンピックという舞台を

剥奪した責任を微塵も感じていない。


「プロは、結果が全て」監督を始め、常日頃口にしている言葉は絵空事だったのだろう。

選手村に宿泊して戦い続けた韓国には、最初の姿勢から負けていた。