土曜日の夜、葬儀社と打ち合わせをして、父の施設にも連絡。
火葬場は町内の公営火葬場になるのですが、そうなるとルート的に自宅出発→父の施設→葬儀社→火葬場とすると、火葬場を通り過ぎて父の施設行って更に遠くの葬儀社行って火葬場へ戻ってくる、というめちゃ遠回りルート。
かと言って父だけ火葬場で直接待ち合わせにするともしかしたらちょっとのズレで最後のお別れ出来ずに…ってなるしで、結局熱い施設長の気持ちは最初のルートで、となり、13:30の火葬に間に合わせるためには、逆算して12:30に出棺→12:00までに葬儀社→父の迎えは11:30→自宅出発は余裕を持って10:00。
で、
火葬場解散は15:00予定だったんで、私達は施設近くまで向かっておいてお昼ごはん兼のモーニングを食べておきました。
父ももちろん施設のお昼ごはんの時間より1時間くらい早く済ませてもらっておきました。
幸い父は大人しいタイプの認知症なので、最後まで滞りなく済みました。
迎えに行って、葬儀社へ着いて。
当日の担当者はそこそこ落ち着いた感じの男性。
仲介会社プランでは、すでに納棺まで済んでるはずだったんですが、部屋に入ると母はまだ布団の上で全員びっくり。
そこから末期の水(葉に水を付け唇に付ける)→清めの義(湯灌の代わりで、アルコール綿で体を拭く)→死装束(着せられないので広げて上から着ているように置く)→六文銭(三途の川の渡賃、本物は入れられないので紙に書いたもの)→手に数珠を持たせるの順で父から順に行いました。
その後、納棺ですが、父では心もと無いので私がいちばん大事な頭の方を支えて納めました。
めちゃ重かった母、体重は半分くらいになっちゃって、とても軽かったです。
布団をかけてあげて、最後に持参した花束を胸元に置いてあげて、みんなで蓋を閉めました。
子ども達は初めての事で、怖さが先に立ちましたがどうにか出来ました。
仲介会社プランでは無かった納棺で驚きましたが、父にはいいお別れ時間だったと思います。
感謝。
そして出棺。
棺を男手で持って車に乗せますが、父が落とさないか不安過ぎた…。
棺の横に1人同乗出来たので、父に「乗ってく?」と聞いたら即答で「うん」と頂いたので、担当者に「認知症なので、大きくゆっくりと話してあげてください」と伝えて私達家族は自分の車で出発。
無事、火葬場まで到着しました。
つづく。
