関係者その他諸々の方々からすれば、まあ偉そうに何を抜かすかと言われるかも知れませんがね

この頃音楽の根本的な楽しみ方の提案の出来ない大人が多い所為か
とても質の悪いノイズがはびこっています


「金があればなんでもよろしいのか?」


ヴィジュアル系バンドに関わる方々にプライドを感じないのですよ
音楽を奏でるバンドマンにも
それをセールスする事務所さんたちにも

一瞬の収益しか観えてないのが解るんですよ

なんでもええんかい、とね
多少は先を見据えて行動するのが大人ってもんでしょう
なんでも手を出して人間を手ゴマにする様な売り出し方、見せ方、聞かせ方ばかりで将来性のある音楽なんて生まれない
みんなすぐに忘れても構わないようなノイズで目の前の日銭を稼いでる

理が見えないんですよ
だから、聴いてる側が凄く恥ずかしくなる
耳に入る事すら抵抗があるんですよ

せめて「きれいごと」ならば最後まで責任持って飾れと思うのですよ


これはあくまでも嬢の個人的な思いなんだけどね

そりゃあさ、色んな意味で仕方ないよ
だって皆生活かかってますもの
仕事なんて何でもノルマがありますもの
この不況ですもの
美術だの芸術だの言ってられん世の中です

それでも、それを財産に生きてる人間が沢山のモノを残してきたわけさ




もう目前まできている自滅への道が何処まで世界に影響するか解らないけれど
嬢は今こそこの世界は一度破産して消えてなくなってしまえばよいと思います


解散、復活、脱退、出発が多いヴィジュアル系バンドの音楽業界です

いっそ全部なくなればいい
いっそ一度思い出になればいい


それでも立ち上がり這い上がる人、人の記憶に生き残る音楽が本物だと信じたいです







有る人の言葉に、嬢は心底失望を覚えました

プライドの欠片もござらんのならば、その名前の「ブランド」なんぞ偽物だ

醜態だと思わないその言葉の全てに敬うところは一つもない

だから私の問いに答えられないのです

アナタは私の憧れでした、もう過去の人です

絶望しないのは、反面教師として見ている私の世界の存在理由です

築き上げたものをここまで汚した「大人共」を嬢は絶対に許さない





天使よ、故郷を見よ