私たち夫婦が悩みに悩んで選択した治療がいよいよ始まりました。

聖域療法といって、中枢神経へ悪い細胞が再発したりしないように予防するような治療です。頭を守るため、です。

昔は放射線で行った治療ですが、幼い子供に放射線を頭に照射するリスクは大きく、成長に影響があることが分かっているそうです。知力にも、です。

今は化学療法で行いますが、成長への影響が無いとは言い切れないそうです。

それでも、やるしかないですよね。

ネットで検索すると、ネガティブな情報ばかり目に入るのですが、周囲からは幼少時に白血病を乗り越えて元気に大きく成長している方を何人か知っている、等のポジティブな話を聞く機会が多くとても励まされます。

長男もきっと大丈夫!

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さて、今日は病院で人気の絵本について書きたいと思います。

『ミッケ!』という本をご存知でしょうか?
アメリカ発の視覚探索絵本=かくれんぼ絵本です。
『ウォーリーを探せ』のように、色々な物の中から指定された物を見つけます。

私は入院前はよく長男と図書館に行きました。好きな絵本を長男が自分で選ぶのですが、その中に『ミッケ!』の小さいバージョンのものがありました。

何というか、独特な?レトロな物が散りばめられていて、不思議な雰囲気が最初はあまり好きではありませんでした。

私は選ばないなぁ、と思うような本だったのですが、入院してからキッズルームに何冊か置いてあったのを長男が見つけて一緒に見出したらはまりましたニコニコ

慣れないうちはとても見つけにくいし、これであっているのか?と自信がもてなかったりしますが慣れると、、、すぐ見つけられるわけではありませんが(笑)、癖になります。

答えがないので、これかな?これで良いか!と取り合えずスルーしても、何度かやっていく内に本当の正解を見つけられる達成感!

親子で必死に読んでいると、若い看護師さんたちが「懐かしい~」とよく言っています。
どうやら、20歳くらいの方々が小学生くらいの時に流行っていたようです。

小学校の図書館では借りるのに待ちが発生していたそうです。

最近、日本発の10刊が発売されています。

入院中、特に室内安静の時は時間がたっぷりあるので『ミッケ!』三昧ですルンルン

一度やっても、またすぐに忘れるので意外と何度も楽しめますよ。

おすすめですOK