私は毎年ここで八方除のお祓いを受けるのですが、寒川神社はペットの境内への立ち入りが非常に厳しく制限されていて、参道から境内に繋がる至る所に「神域につきペットはダメ」と書かれています。そのため、Tommyを寒川神社に連れて行ったことはありません。
昨年1月に頸椎椎間板ヘルニアと思われる症状を発症してしまったTommyですが、その後みるみるうちに回復し、夏には車に乗せて遠足に行けるほど回復、秋には富士山に行けるまでになりました。
しかし、11月に入って急に尻尾を巻いて元気がなくなる状態に見舞われ、まさか再発? と思わせるような事態になってしまいました。ただ、体中触っても全く痛がることもなく、普通にブルブルっとしたり食欲も変わらず、おう吐や下痢もなく何だかなぁという状態、でも頭を垂れて気力が無いのは明らかという不思議な様子。
この状態では病院に連れて行っても「様子を見ましょう」ってなるのが定番コースなので、とりあえずなす術なくケージレストで状態を見てみることにしました。
まさに八方ふさがりの状態……。
ん? 八方ふさがり? ということは八方除だろお前この野郎ってことで、2枚だけ貼って残っていた八方札(※本当は9枚全部貼らないといけない
)を神棚から降ろして、札でTommyの体を撫でた後にハウスの上に貼ってみました。すると翌日、お前昨日までのあれは一体何だったんだよというぐらいに元気になりました……。これは単なる偶然、ちょっと一時的に具合が悪かっただけってのが本当の所なのでしょうが、いやー、それにしてもタイミング良すぎといった回復劇。恐るべし寒川大明神。
昨日、今年の八方除祈願を受けてきたのですが、Tommyの回復のお礼もしてきました。新しい八方札も早速Tommyのハウスの上に貼りました。寒川神社の本殿の太鼓の横に、狛犬とは明らかに異なる、シェパードみたいなかっけー犬(日本狼?)の銅像が鎮座しているのですが、境内は神域に付きペットNGであっても、寒川大明神は八方除の御祓いを受けた人の飼う犬のことも温かく見守ってくれているのかもしれません。