流言飛語の元凶 | SingleFather*Blog

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ワンと暮らす一人身のひとりごと。たまに社会動物環境整備協会認定のドッグライフカウンセラー。ミニチュアダックス犬のTommyとの生活記。

最速では本日17:00をもって福島第一原発20km圏内は強制退去になるようです。現地レスキューの方々には本当に頭が下がります。

そんな状況の中、環境省は昨日付けで次の発表を出しました。環境省 東日本大震災への対応

福島第一原子力発電所から半径20km圏内に立ち入って犬や猫等が運び出されている事例があると聞いております。可能であれば避難者の心の支えとなりうる家庭動物を救出したい、というのは多くの方々に共通する思いだと考えます。しかしながら、立ち入った方や、小さなお子さんを含む周りの方々が汚染されるリスクがあることから、同圏内については、原子力災害現地対策本部の通知により、立ち入らないよう求められておりますので、くれぐれもご留意ください。


つくば市の件も然りですが、結局、この国の行政機関自身が放射線に対して正しい認識を持っていないということが現実なのです。そんな人達が国民に「正しい知識を!」なんて言ってるのだから、もうこれ以上の茶番はないです。

レスキューされたペットの多くはスクリーニングを受けていますが、二次被害をもたらすようなケースがあったことは、私が調べた限り全く以ってナッシングですし、急性障害もナッシングです。ジャーナリストの山路徹氏や江川紹子氏のレポートを見る限り、場所によって浴びていても20-30μSv/hであり、またワンは地面に近いので約3割り増し(福島市や郡山市で検出されている値と同じ考え方)で考えたとしても、40日間で受けた被曝線量は約38-40mSv程度であり、環境省の言うところの汚染物であるはずがありません。

環境省は環境すら正確に把握できないクソ役所であり、金輪際、動物愛護なんぞ語って欲しくありません。ぷんぷん。