今回はコペンのオープンの修理の話です。
1万人に1人ぐらいしか興味を持ってもらえなさそうな内容です
(コペンに乗っていない方は全くつまらない話です、、スルーしてください^^)
えー父の形見のコペンですが
毎晩、夜な夜なドライブに行っています。
しかし、乗って分かったこと、、
コペン特有のダメなところがあります。
乗り始めて半年
そうです、、
オープンが手を添えないと開かないんです
コペンは本来自動で屋根の開け閉めが出来るのですが
この油圧ポンプがドイツ製で簡単に言いますと
ボロいんです。
トランクの下にその油圧ポンプはあります。
5~6年経つとポンプに力がかからなくなり
手を添えて屋根を開けないと開かなくなるようです。
ディーラーに修理を頼みますと
このポンプだけの交換はしてくれず
アッセンブリー交換のみという、、
(コンピューター、ポンプ、骨組み等々)
お値段40万円(工賃別)
馬鹿にしてんのかー
って言いたくなる値段です。
(中古のコペン自体買えちゃう値段です、、笑)
(ちなみに私は車の修理をしたことがありません。
ただ会社で機械を直したりしているので今回、思い切ってやってみました)
ちなみに中古のポンプもヤフオクで3万~で売っているのですが
12万~20万キロといった過走行なものが多く
買うのをためらっておりました(苦笑)。
(自分のコペンが5万キロなのでそれより状態が良いとは思えないからです)
端おっていますけど、この2~3週間でネットで調べ
こうすれば直りますよ、、という
ポンプのオイル交換やフィルターの洗浄はしました。
確かに上記の作業をしますと
一時的に良くなったりするのですが
直ぐに元の状態になってしまいます。
そんな中、ヤフオクで
新品のモーターだけは販売されているようで
思い切って買ってみました!
上の銀色の部品が新品モーターです。
お値段 35000円 (高っ)
出品者に質問したら
コレ(モーター)付け替えれば9割方、直りますよ~
2か所だけハンダで付けてくださ~い、、と
それなら
簡単じゃねーか~って
、、ポチりました。
(しかし全然、簡単じゃなかったです、、素人には、、)
早速ポンプ部を分解します。
しかし、なんだ、、ハンダ付けは単なる
銅線をハンダするのかと思いきや
ハンダで付いている基盤を最初に取らないといけないことが分かり
サンダーでブッタ切るしかないよね??
と思いましたが、、
いや、そんなことしたら基盤までお釈迦にしそうなので
うーん、、悩むこと数分、、
閃いた!
ハンダゴテの熱で溶かし外すことにしました^^
ハンダも上手く溶け基盤が外れました
その後、右往左往しながらも
無事、新しいモーターに交換完了!
やったーこれでちゃんと開くかな!?
と思ったものもつかの間、、
やはり直らず、、
もうかれこれ時間にして2週間、、
20回以上、ポンプを外し、洗浄し、オイル入れて、、
を繰り返していたらある時
モーター音が異常に小さくなってしまい
オープンのスイッチを入れても
全く動かなくなってしまいました。
(手で添えて開けることも出来なくなり完全に壊れてしまいました)
結果、、分かったこと、、
この部品の中に小さな金属片があり
最初、なんだこれ?
ベアリングでも欠けたのかな??って思い
捨てちゃおかな?って思ったのですが
よく見てみてみたら、、
小さなステン系の板が2つに割れていました。
モーターの軸に入る部分(丸くて白い樹脂)にこの板が挟んであり
どうもココが壊れてしまったようです。
この小さな板を入手する為に中古でポンプを買いますか??
、、いや、それはないなぁ、、(3万以上しますし、、)
たかだか、1センチに満たないステン板、、
マイクロとノギスで測るとこの板は
サイズ 6.5mm×10mm×0.6t
ヨシ、それなら
自分で作っちゃおーてなことで
会社にあった廃材のステンの板を1センチ程度に切り出し、、
グラインダーで削り
ほぼ同じ大きさにし
取り付けてみた結果、、
スゲー、、
直りました~~
いやー
なんなんですかね、、
もうポンプのありとあらゆるところを6角レンチで外し
パーツクリーナーで洗浄&洗浄
結局何が良かったのか
?
でしたけど
直ってめでたしめでたしでした^^。
ホント、車ってチョーデリケートですよね、、
約20秒弱で開け閉めできるようになりました^^。
追伸、、
ところが本日(2日後)、、また調子が悪くなり開いたり開かなかったり、、
結論、、
ドイツ車は買えないなぁ、、(←そこか?、、笑)
おしまい^^