2018年秋のマーケット異変

サンディエゴの不動産販売数が5か月連続で下がっています。これはサンディエゴだけのマーケットの傾向ではなく、全国的な傾向であり、前回2006年の不動産バブル崩壊時とは違い、一般的にはアメリカの景気はよく、それ程悲観するほどではないかもしれません。

2018年10月の中間住宅価格は$558,000で、8月の史上最高値よりも$25,000減少し、また昨年の販売戸数の3,592より3,162に減少しており、2015年以降では最小になっています。

秋に不動産価格が下落するのは、毎年恒例の傾向ですが、今年のように売りに出される物件が増えるのにも関わらず、価格が減少していくのには懸念の声も上がっています。

現在の住宅購入者に購入をためらわせているのは何といっても、INTEREST RATEの上昇による、モーゲージ利息の上昇です。現在の30年固定住宅金利は4.97%になり、2017年の4%より0.97%上昇しており、月額の支払額に換算すると$321になります。

昨年までとの相違点

2018年までは在庫数が需要を大きく下回る形での価格上昇が見受けられましたが、今年の傾向は在庫が増え、需要が少なったための価格下落のため、注意が必要です。また2006年に比べると、現在住宅を購入するには利息と価格が大幅に高いため、購入者には相当不利な材料がそろっています。

2018年の住宅売り出し戸数は7,918件で、2017年の5,436件を大幅に上回る46%の増加になっています。(2016年は6,211件、2015年は8,295件)

今後の傾向と対策

しかしながら、悲観すべき内容ばかりではありません。2018年に売却された物件に掛かった売却までの日数は38日と昨年と比べ3日しか遅れておらず、売主はマーケットに応じて価格を下げて柔軟に対応しており、買い手にとっては価格が交渉しやすい絶好の機会となっています。また不動産以外のアメリカの景気指標は安定しており、来年以降のマーケットの動向、特に春以降の価格の上下が注目されます。



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引用元:サンディエゴの不動産の現在と今後 2019年への展望