鐘楼一層目「土間」を「遺跡発掘現場化」する、「CD-ROM」を「銅鏡」に見立て展示構成。その昔、教材共同研究に取り組み★「賞味期限の切れたCD-ROM」を用いた「CD-ARTS」を開発~これまでの集大成としてCD-ROMはふさわしい。
https://ameblo.jp/manabunc/entry-12659389260.html
★初期ヤマト王権の大王墓とされる奈良県桜井市の桜井茶臼山(ちゃうすやま)古墳(3世紀末、全長204メートル)で、石室内に銅鏡103面以上が納められていたと県立橿原考古学研究所が2023年9月7日、発表した。同古墳では国内最多の81面が確認されていたが、精緻な3次元計測でさらに増加。担当者は「石室は徹底的に盗掘され、当初は200~300面の鏡があったのではないか」とし、倭国を統治した王の絶大な権力を示す一級の資料になりそうだ。石室は長さ6・8メートル、幅1・1メートル、高さ1・7メートル。平成21年の発掘で、盗掘によりバラバラに割れた数センチ大の銅鏡の破片が出土し、今回すべての破片385点を3次元計測。光の照射で微細な凹凸が分かるため、本来の模様などを復元して種類を特定し、103面分が確認できたという。内訳は、邪馬台国(やまたいこく)の女王・卑弥呼が中国・魏から与えられたともいわれる三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)が26面、中国製の画文(がもん)帯(たい)神獣鏡19面などがあり、直径は20センチほどと推定。また、文様の特徴から日本製の内行花(ないこうか)文(もん)鏡も12面確認。銅鏡は弥生時代以来、中国から大半を輸入していたが、国内で本格的に製造を始めたとみている。鏡片の表裏には繊維の痕跡もあり、布製の袋に包んでいたことが判明。石室には、破片ではなく完全な形の鏡を1枚ずつ袋に入れて納めたという。同古墳に次いで銅鏡が多い古墳は京都府木津川市の椿井(つばい)大塚山古墳(同175メートル)の36面以上。三角縁神獣鏡33面を含む計34面が出土した奈良県天理市の黒塚古墳(同130メートル)も知られるが、桜井茶臼山古墳はその3倍に上る。
https://www.kashikoken.jp/museum/index.html
初期ヤマト王権の大王墓とされ、国内最多の103枚分の青銅鏡が発見された桜井市の桜井茶臼山古墳(3世紀末、全長204㍍)の実像に迫る特別展が橿原市畝傍町の★県立橿原考古学研究所付属博物館で開かれている。青銅鏡は権威の象徴とされ、103枚分の鏡の破片が公開されるのは初めてで、強大な権力を誇る大王の姿がうかがえる。