虫々プロジェクト(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・虫の造形をはじめたきっかけは、リサイクル工作として「ペットボトル」の可能性を考えている時です。丸いペットボトルでまず「花」を作っていたのですが、美しいカーブ(曲面)を「蝶々」にしたら美しいのではと思いついたのです。

 

・・・その頃、教え子たちとグループ展を開催していましたが、会場でペットボトルの「蝶々」を見せたら大うけでした。そして、次回は「蝶」をテーマに展覧会をやろうと盛り上がったほどです。

 

《参考》ちょうちょうの日(8月8日記念日)

うりずん株式会社「琉宮城蝶々園」

905-0205沖縄県国頭郡本部町字山川 390-1/0980-48-3456

http://www.ryugujo.net/

沖縄県の観光施設・琉球城蝶々園が制定。日付は「8」を横にすると蝶々の形に見えることと、蝶々が植物の葉を食べることから「はっ(8)ぱ(8)」(葉っぱ)と読む語呂合わせで8月8日に。蝶々の美しさなどの魅力を伝えることが目的。記念日は漢字の「蝶々の日」として一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同園には、自然を利用した500坪の「蝶々ハウス」があり、亜熱帯植物や原色の花々が咲き乱れ、本土では見られないオオゴマダラが乱舞する姿を見ることができる。

 

・・・画家・森喜久雄さんつながりで知り合うことができたJAZZオーボエ奏者tomocaさん、

 

《JAZZオーボエtomoca》

http://tomoca.c.ooco.jp/profile.html

3歳でピアノ、13歳でオーボエに出会う。桐朋学園大学でクラシック音楽を学び、卒業後、国内外のミュージシャンに導かれインプロビゼーションを学ぶ。2001年ライブ活動をスタート。2005年「Aqui」でCDデビュー。★2009年「Lotus」をリリース。多彩な編曲でアレンジャーとしての高評を博す。2013年 久保田麻琴Produceアジアの名曲を集めた「PURNAMA」リリース。2014年 全曲バリ島録音・セルフプロデュース「Cantica」リリース。オリジナリティ溢れる表現の追求・進化を続け、2012年からはバリ島⇔東京の2住生活。作曲はバリ島のスタジオで行っている。日本ではライブ活動の他、スタジオミュージシャン(広多智香)としても活動。 これまでの録音は数千曲に及ぶ。この数年、確立されてきたオリエンタルでエスニックなtomocaワールドは リスナーの想像力をかき立て自由な音旅へと誘(いざな)う。

 

・・・tomocaさんのアルバムLotusの中に「Butterfly」という曲があります。とてもステキなんです、途中に唱歌「蝶々」のメロディーが挿入されており、ググッと日本への郷愁がかきたてられ、大好きな楽曲です。

 

★『ちょうちょう』Wikiより

欧米各国に伝わる童謡に日本で独自の歌詞を付けた唱歌。1875年(明治8年)から1878年(明治11年)まで米国へ留学した教育学者・伊沢修二(1851~1917)がブリッジウォーター師範学校(英語版)でルーサー・メーソン(1818~1896)よりこの曲を教わり、日本へ紹介したのではないかと推測されている。伊沢が紹介した曲には野村秋足(1819~1902)が独自に歌詞を付け、1881年に文部省が発行した『小学唱歌集』初編に「第十七 蝶々」の表題で掲載された。ただし、この歌詞と似た詞の童謡や清元は江戸時代から全国各地で知られており、野村も現在の愛知県岡崎市一帯で歌われていた童歌の詞を改作して「Lightly Row」の曲に当てたとされている。磯田光一は『鹿鳴館の系譜』にて香川景樹の旧派和歌からの影響を指摘している。また、東京師範学校(東京教育大学、筑波大学の前身)の音楽教師で「蛍の光」(原曲はスコットランド民謡)などで知られる稲垣千頴が2番を作詞しており、1896年(明治29年)に発行された『新編 教育唱歌集』では3・4番も追加されているが3番以降については作詞者不明となっている。なお、曲については伊沢が「原曲はスペイン民謡」として紹介したことから長らく伊沢の紹介に疑義が挟まれることは無く、近年まで多くの文献に「作曲:スペイン民謡」と掲載されていた。現在、広く知られているバージョンは太平洋戦争終結後の1947年(昭和22年)に文部省が発行した『一ねんせいのおんがく』において野村が作詞した原曲を改作すると共に2番以下を廃止したものである。この改作に関しては「栄ゆる御代に」はGHQが教育現場からの排除を主張していた皇室賛美と取られるフレーズであること、2番以下の廃止は表題の「ちょうちょう」と無関係な鳥や昆虫に関する描写を排除して曲の主題を明確にしたものと解されている。

(1947年改作版) ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉にとまれ菜の葉にあいたら 桜にとまれ桜の花の 花から花へとまれよ遊べ 遊べよとまれ

 

・・・いつものことですが、本当に調べてみるものですね。チコちゃん!

https://www.nhk.jp/p/chicochan/ts/R12Z9955V3/

 

・・・「令和」を迎えて、堺・山之口商店街で「玉手箱プロジェクト」をスタートさせたわけですが、

 

平成に代わる新しい元号について、政府は4月1日の臨時閣議で「令和(れいわ)」とすることを決め、菅官房長官が発表。「令和」の典拠、いわゆる出典は日本最古の歌集である万葉集であると発表した。

《万葉集「梅花の宴」》

梅花(ばいくわ)の歌三十二首〔并(あは)せて序〕

天平二年正月十三日に、帥老(そちらう)の宅に萃(あつ)まりて、宴会を申(の)べたり。
時に、初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぐ。梅は鏡前の粉(ふん)を披(ひら)き、蘭は珮後(ばいご)の香(かう)を薫(かを)らす。加以(かしのみにあらず)、曙(あさけ)の嶺に雲移り、松は羅(うすもの)を掛けて蓋(きぬがさ)を傾(かたぶ)け、夕(ゆうべ)の岫(くき)に霧結び、鳥は縠(うすもの)に封(と)ぢられて林に迷(まと)ふ。庭に★新蝶(しんてい)舞ひ、空には故雁(こがん)帰る。

 

・・・「令和」よりも「新蝶」が気になって調べていきますと、「俳句」には多く詠まれているのに、「万葉集」ではこの部分に登場するだけだということがわかり、ますます好奇心がかきたてられました。

 

《参考》暮らしの歳時記より

http://www.i-nekko.jp/kurashi/2019-031410.html

■日本における「蝶」の縁起

●仏教では極楽浄土に魂を運んでくれる神聖な生き物

蝶は、サナギから脱皮して美しい翅(はね)をもつ蝶が飛び立つことから、死後、からだから抜け出した魂を極楽浄土に運んでくれるとして神聖視されていました。輪廻転生の象徴でもあるため、仏具にはよく蝶の装飾が使われています。機会があったら、探してみてください。

●武士に好まれた「不死・不滅」の象徴

蝶文が能装束や小袖に意匠されたのは桃山時代からといわれています。その姿の優美さから着物の柄として取り入れられただけでなく、蝶の変化の様子が神秘的で「不死・不滅」のシンボルだったことから、武士に好まれました。蝶の文様は「平家物語」や「源平盛衰記」などにさかんに出てきます。平清盛からつながる者が多用したので、後に「蝶紋」が平家の代表紋とされました。なかでも有名なのが、平清盛の家紋である「丸に揚羽蝶(あげはちょう)」です。この揚羽蝶は、特にアゲハチョウを図案化したものではなく、羽をあげて休んでいる蝶の姿を描いたものです。蝶の文様はたいへん好まれたので、他の家でも蝶を家紋にしているところがたくさんあります。

★不吉とされる場合も

蝶のイメージが死や霊に関連するので、場合によっては不吉とみなされることもあります。
お盆時期の黒い蝶や、夜の蝶を仏の使いとする伝承や、蝶を死霊の化身とみなす地方もあり、蝶が無数に飛び回ったり、仏壇や部屋の中に現われたりすると、死の前兆ととらえる見方もあります。
また、花から花へと次々に飛び回る蝶の姿は、浮気者に例えられたりもします。女性の着物では、婚礼の場や正装には避けたほうが良い文様と考える人もいます。

■海外における「蝶」の縁起

蝶は海外でも、人間の生と死と復活のシンボルとしてとらえられており、死者の魂が宿るとされています。ギリシャ語で蝶は「psyche(プシュケ)」といいますが、これはギリシャ神話に登場するアモルに愛される美少女の名前が由来です。この名前のもとは「霊魂(プシュケー)」を人格化したもので、魂や不死を意味しています。ギリシャ神話の中で、プシュケは様々な苦難を乗り越えて、ヴィーナスの息子アモルと結婚を認められ、永遠の命を得て女神となります。この物語は彫刻や絵画でもよく取り上げられますが、プシュケはよく、背中に蝶の翅をつけた姿で表されています。

■中国における「蝶」の縁起

中国語の蝶を表す「ディエ」という発音が老年を意味する「耋」という言葉と同じ音なので、長寿につながるともいわれます。さらに、蝶のイメージは美しく軽やかなので、美しさやめでたさの象徴にもなっており、花を慕う蝶は、愛情あふれる円満な夫婦に例えられています。また、荘子の「胡蝶の夢」は有名な故事です。「荘子が蝶になった夢を見たが、覚めた後、自分が夢で蝶になったのか、蝶がいま夢のなかで自分になっているのか疑った」という話で、夢と現実とがはっきりと区別できないこと、転じて、人生のはかないことのたとえとされています。

 

《季語》

蝶は春の季語とされる。日当たりのよい野原や畑などを、ひらひらと舞う姿はいかにも春らしい。花を見つけると止まって蜜を吸うが、人が近づくと、すぐにふわっと逃げてしまう。また、子供などに捕えられて翅(はね)を持たれると、すぐに弱ってしまう。ゆったりと生きているようで、どことなく「あはれ」を感じさせる虫である。なお、胡蝶(こちょう)は蝶の異称で、★初蝶はその年の春、初めて見る蝶。また、揚羽蝶(アゲハチョウ)や黒揚羽のような大きくて鮮やかな翅を持つ蝶は、夏の季語とされる。

 

・・・「新蝶」は、俳句の季語「初蝶」として定着したようです。なかなかステキな表現だと感心していますと、

 

《蔦屋オリジナルインク》

「初蝶の姿を見かけ本格的な春の到来を嬉しく感じて」

◾名前の由来は手紙の書き出しの挨拶文

◾春の植物のみずみずしさを肌で感じた喜びを色に表現

◾色はCMYKでいうとC70Y60 既成品の色だとダイアミンのメドウ、アップルグローリーに近い

◾製造はセーラー万年筆、内容量20ml、価格は1690円

 

・・・なんと、偶然の出会い。迷うことなく購入しました。