泉大津(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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《東雲公園》

595-8686泉大津市東雲町182番1

https://www.city.izumiotsu.lg.jp/kakuka/tosiseisakubu/matidukuriseisakuka02/tantougyoumu/midori/kouennkankei/1467378772665.html

★泉大津市役所のすぐ前。多目的グランドと円い花壇のある中庭、通称プリン公園、プリン型のすべり台が特徴の公園です。

 

https://garden-guide.jp/spot.php?i=shinonome

泉大津市役所に隣接した東雲公園に昭和58年(1983)に作庭された庭園に、平成24年(2012)に泉大津市政70周年記念事業として、★重森三玲作庭の旧有吉邸の「吉泉庭」を移築。さらに同敷地に新たに「悠泉庭」を新規に作庭。この移築に尽力したのが京都の庭園デザイナー★福原成雄氏によるものであり、福原氏によって移築された。移築前の旧有吉邸にあった「吉泉庭」は昭和39年(1964)に作庭されたものであり、重森三玲68歳のときの作品となる。重森三玲独特の大胆な立石組が目線を惹きつけ、奥の三尊石は蓬莱山を兼ねている。三尊石組も随所にみられる。白砂で表現された枯流れには舟石を据え、不老不死の妙薬を先ほどの蓬莱山へ目指す入舟を表現している。州浜模様の延段が広がり、重森三玲の庭園には多く見られる意匠である。他には三重県菰野町の菰野横山邸園で同様に州浜模様の延段が見られる。新たに作られた悠泉庭。重森三玲をリスペクトしてか石を積極的に立てている。枯山水は、眺めるだけの庭では無く、子供達が入り込み遊べる雄大な山々を表した枯山水庭園としているとのこと。こういった日本庭園は少なく良い試みだと感じた。

 

・・・ちょっと気になったので帰宅してから調べると、重森三玲さんの作庭でした。やっぱり、勘は当たっていたわけです。少しは「目利き」になってきたかな?ははは。

 

・・・重森三玲さんのお庭については、あらためて特集したいと考えています。

 

【福原成雄】(1950~)

1950年京都府生れ。造園家、庭園デザイナー。75年大阪芸術大学芸術学部環境計画学科卒業後、不二アートデザイン事務所、㈱中根庭園研究所を経て、現在、大阪芸術大学環境デザイン学科教授、大阪芸術大学大学院芸術研究科環境・建築教授。日本庭園の歴史研究のほか、世界各国で日本庭園の保存修復、設計、作庭、維持管理、技術指導を行なっている。2001年には、世界でも歴史が古く権威ある英国の園芸品評会「チェルシー・フラワーショー」において仲間と共同出品し、日本人で初となる金賞と最優秀賞を受賞。高い評価を受けた同庭園は、受賞を機にウェールズ国立植物園に移築され、永久保存された。著書に『日本庭園を世界で作る』(学芸出版社)など。

 

・・・泉大津市2番目の目的地に到着です。

 

《アトリエSubaru》

595-0026泉大津市東雲町6−19/0725-21-1363

https://kyoshitu.design/

アトリエSubaruは、大阪府泉大津駅から徒歩9分の場所にあるアトリエです。2018年4月、印刷工場をリノベーションしてオープンしました。当アトリエは、こども・大人の絵画造形教室、陶芸、カリグラフィ、俳画、わらもじ教室があり、どの講座も初心者~経験者大歓迎ですので、新しい趣味づくりや仲間づくりに安心してお越しいただけます。アートを通して人と人/人と地域がつながる場所。アトリエSubaruにぜひお越しください。教室のほかにも、外部から講師の方をお招きしてのワークショップや、季節に合わせたマルシェ・イベント・作家さんの商品を揃えたショップやギャラリー・レンタルスペースまで、どなたにも気軽にモノづくりに触れていただくことができます!そして、アトリエ内にあるインクジェットプリンターでの印刷で、作品のグッズ化も可能!ご自身の作品をバッグやシャツetc.に印刷することができます。アートを通して人と人/人と地域がつながる場所。それがアトリエSubaruです。

 

・・・私も清水藁水さんにお世話になった一人、最後の弟子として「藁文字」を継承しているアトリエSubaruをぜひ訪問したいと思っていたわけです。

 

・・・アトリエ入口の「紙造形」、これは堺・山之口商店街「紙カフェ」に飾ってあったものと同じ作家さんでは?またまた不思議な出会いです。さらに不思議な出会いが続くのです、乞うご期待。