茨木アート(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・茨木アートの搬入です。まずは、「サンチャイルド」そして「茨木童子」にご挨拶。

 

《サンチャイルド》

https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/shimin/bunka/menu/chokokusakuhin.html

Sun Child(サン・チャイルド)は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災から再生、復興していく人々の心に大きな夢と希望と勇気を与えるモニュメントとして制作されました。高さ6.2mに及ぶこどもの像は、未来に向かって足を踏み出す姿を表現しています。傷つきながらも未来をしっかりと見つめ、力強く生き抜こうという再生へのメッセージがこめられています。

 

 

《茨木童子》『わがまち茨木-民話・伝説編』より

むかし、摂津の国水尾村に男の子が生まれた。生まれながらにして歯がはえ揃っており、生まれてすぐにヨチヨチ歩き出した。眼光鋭く後を向いて、母の顔を見てニタッと笑った。その恐ろしさのため母はショックで亡くなった。うわさはすぐに広まり、みんな薄気味悪くなって、誰も相手にしなくなった。ある夜、父は茨木村の九頭神の森近くにある髪結床屋の前に捨ててしまった。床屋の親方夫婦が拾い育てたがやがてもてあますようになり、そこで床屋の仕事を教え込むことにした。3年ばかり過ぎたある日、客を傷つけたことで床屋の親方にひどくしかられたことを思いうかべつつ土橋の上からしげしげと川面を見ると、水鏡に映った自分の顔はなんと鬼の相を呈していた。童子は驚き、そのまま店には戻らず丹波の山奥に入ってしまった。丹後に移り大江山に住む山賊の頭、酒呑童子のもとに行き、茨木童子と名乗って副将格になった。人々は童子らを鬼と呼んで恐れ、都は日暮れともなれば戸を閉じ街は百鬼夜行のかたちとなった。

 

 

・・・受付が始まるまでの時間に、中島麦さんの作品に会いに行きます。

 

 

《第46回現代美術-茨木2019展》

★「つきあたりをまがって」於:生涯学習センターきらめき

567-0028茨木市畑田町1-43/072-624-8182

https://www2.kira.city.ibaraki.osaka.jp/

2019年6月3日(月)~6月9日(日)

http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/shimin/bunka/event/gendaibijutsu.html

現代における、新しい表現を模索する作品をアンデパンダン(無審査)形式で募集します。本展は、「公募部門」と「特集作家部門」で構成されています。 特集作家は、アーティストトーク後に行われる投票の結果を受けて、実行委員会で決定します。

●本年度特集作家/上田 良、大前春菜、保田 篤

[搬出]6月9日(日)午後5時~午後7時

[特集作家によるワークショップ]

絵画から抜け出そう!」6月9日(日) 午前10時~正午

[特集作家によるアーティストトーク]6月9日(日) 午後3時~午後5時

司会:平田 剛志(美術批評)

 

 

★「つきあたりをまがって」アーカイブス2019

近頃の制作テーマは、「道」に関するものが多い。これまでの自分を考えると、「まわり道」であったり「寄り道」であったり、裏道ではないにしても、まっすぐ素直ではなかった。曲がりくねってはいても「一本道」なのだから、後悔はないけれどそろそろ、「曲がり角」に来たことは確かなようだ。さて「つきあたりをまがって」どんな景色が見えるのか?それとも「行き止まり」なのか?楽しみながら歩いていけたらいいな・・・と思うしかない。

 

・・・昨年は、天井の高さを意識して「梯子」形式の作品にしました。今年は、ステージの段差を生かした作品に挑戦しました。私と同じようなことを考えている?方もおられて、おもしろかったです。

 

 

・・・茨木アートの楽しみは、何といっても年齢層が広いということ。とりわけ、中学生の作品が楽しみです。