●コレクション展2018-Ⅰコレクション・ハイライト+特集「女たちの行進」
2018年2月24日(土) ~6月17日(日)
本展は、「コレクション・ハイライト」と題した前半部分と、後半の特集展示「女たちの行進」により構成されています。「コレクション・ハイライト」では、当館コレクションから選りすぐりの作品を展示し、現代美術の動向とともに表現の多様性を紹介します。また、特集「女たちの行進」では、女性作家による作品を取り上げます。
●オープン・プログラム特別展示オノ・ヨーコ《マイ・マミー・イズ・ビューティフル》
2018年2月24日(土)〜6月17日(日)
https://www.hiroshima-moca.jp/onoyoko/
第8回★ヒロシマ賞を受賞したオノ・ヨーコの受賞記念展「希望の路YOKOONO2011」が2011年に開催されました。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=3462
同展に出品された《マイ・マミー・イズ・ビューティフル》は、来場者が自分の母親への思いを直接壁に書いたり、紙に書いて貼ったりする★参加型の作品です。このたび作家の承諾を得て、《マイ・マミー・イズ・ビューティフル》を再び展示いたします。
●ビデオアートプログラムA第60回:サイモン・ロバーツ
2018年5月2日(水)〜7月1日(日)
壮大な自然の中で記念撮影に興じる観光客の姿が収められた本作。スイスの大自然が観光化された歴史は、17世紀イギリスで発展したグランドツアーに端を発し、19世紀には崇高な体験を求めて若者がスイスに足を踏み入れました。サイモン・ロバーツはその歴史を下敷きにしながら、社会学的な視点からスイスを捉え直そうとします。
《特別展「阿部展也」―あくなき越境者》
2018年3月23日(金)〜5月20日(日)
https://www.hiroshima-moca.jp/nobuya_abe/
新潟県出身の作家、阿部展也(1913~1971)は、瀧口修造との詩画集『妖精の距離』(1937)により若くして一躍注目を集めました。また、雑誌にて作品と評論を旺盛に発表し、戦前の前衛写真の運動にも重要な役割を果たします。1941年からは日本軍報道部に所属し、出征先のフィリピンにてポスターや写真を手掛けるとともに多くのスケッチも残しました。戦後は、シュルレアリスムからアンフォルメル、幾何学的抽象へと目まぐるしく画風の変転を遂げ、サンパウロ・ビエンナーレをはじめ数々の国際展への出品、持ち前の語学力を活かし国際会議に参加するなど日本国内にとどまらない活躍を果たし、晩年の10年近くをイタリアに過ごします。また、作品制作のかたわら海外の美術動向の紹介にもつとめ、その幅広い活動によって日本の美術界に影響を与え続けました。本展では、初期から晩年にかけての主要作品に加えて関連雑誌や写真、下絵といった資料類、さらには彼が日本に紹介した海外作家を含む阿部に縁のあった作家の作品をとおして、国や地域のみならずジャンルや分野を横断し続けた越境者の足跡を多角的に紹介します。
・・・予想もしてなかったので、デュシャンの作品がど~んと最初に展示されていて、一気にテンション上がってしまいました。
《参考》篠原有司男公式ブログ
・・・篠原有司男(1932~)本名:牛男、愛称「ギューチャン」の作品も興奮しますねえ。
・・・なんと、★河鍋暁斎さんが日本初の漫画雑誌「絵新聞日本地」を創刊したと紹介されています。やっぱりスゴイ人ですね。
《広島市まんが図書館》
732-0815広島市南区比治山公園1番4号/082-261-0330
https://www.library.city.hiroshima.jp/manga/
中央図書館の分館である「まんが図書館」と、その附属施設である「まんが図書館あさ閲覧室」がある。1997年(平成9年)5月、公立では日本初の漫画専門図書館として開館した。そのちょうど2年後にあさ閲覧室が開館している。まんが図書館は標高70メートルほどの比治山の山頂北側にあり、広島市現代美術館とも近い。比治山は全体が公園となっており、山陽文徳殿には終戦直後や建物の移転時に広島市立図書館が一時的におかれていたこともある。あさ閲覧室は、新交通システム「アストラムライン」の上安駅と直結したバスターミナル複合施設の上階にある。両館とも図書のうち漫画(作品)の占める割合が99%以上であり、残りも漫画関連の資料である。広島市立図書館では、他館の蔵書を予約して借りることもできるため、漫画を置いていないはずの他館でも少なくない数の漫画が貸し出されており、2013年度の貸出冊数によると、漫画図書の貸出冊数のうち37%がまんが図書館、25%があさ閲覧室(計62%)で、残り38%はまんが図書館以外で借りられている。利用者層は子供から高齢者まで幅広く、10歳ごとの区分では★40代の利用が最多で、未成年者が31.4%、20代・30代が27.4%、40代・50代が31.3%、60代以上が9.7%となっている。通常、日本の公共図書館では日本十進分類法と著者記号に従って書架に蔵書を並べるが、基本的にすべて漫画(726.1)であるまんが図書館では、主題による分類はほとんど意味をなさず、実際には、作画者の50音順のみで配架されている。まんが図書館ではあまりに蔵書が多いため、それぞれの棚に前後2列に並べている(あさ閲覧室ではそこまではしていない)。
《比治山スカイウォーク》
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1305683967421/index.html
広島市南区の段原地区にかかる全長207.4mの立体遊歩道です。ふもとの比治山東雲線から比治山公園までの高低差37.5mを、動く歩道とエスカレーターに乗って気軽に登ることができます。平成10年3月23日から供用を開始し、現在では多くの市民が、公園散策や比治山公園内にある『広島市現代美術館』や『まんが図書館』に来館する目的で利用しています。
・・・そろそろ山を下りて、平和公園へ。